効果
概要
『王来篇 第4弾 終末王龍大戦』にて登場した単色ディスペクターの1枚。
効果は敵味方問わず、全てのクリーチャーに自爆特攻を強制する非常に癖の強い内容。
凶戦士ブレイズ・クローの様な攻撃強制に加え、傾国美女ファムファタァルと同様に全体へのスピードアタッカーを付与する為、一見すると強力に見えるが、このカードを使う上での問題点が、この速攻効果が相手にも及ぶ点。
更にブロッカーをブロック不可状態にするので、防御を捨ててひたすら殴るのを強いてくる上に、攻撃したクリーチャーは破壊される為、ディスペクターの様な耐性持ちでないと残らない。
このクリーチャーはEXライフで一時的に生き残り、更にパンプアップでパワー18000となるので、単独でQ・ブレイカー相当になる。
他の『連結』系同様に、EXライフを能動的に消費させるコンボも有効だが、このクリーチャーを出したら基本ワンショットキルで畳み掛けるのが基本なので、そこまでコンボを意識しなくても良いか。
アウトレイジにはエグザイル・クリーチャーが存在し、破壊時にドロン・ゴーで更なるエグザイルを出せる為相性が良い。ついでにアウトレイジを持つので、サポートも共有できる。
このカードを最大限に活かすなら、やはり6軸デッキだろう。
ガチロボの成功率100%のデッキで出せる速攻要員であり、そこにアアルカイト〈ペガサ.Star〉を加えると、ガチロボの効果を3回も発動させつつ、更にアアルカイトの効果でデッキトップのクリーチャーを踏み倒す為、あっという間に10体ものクリーチャーが追加&スピードアタッカーで攻められる。
破壊される効果も「破壊時」効果持ちでカバーでき、コスト6帯には破壊時に相手の手札を1枚残してハンデスするキラードン、破壊時にラスト・バーストで相手の場を壊滅させる呪文を唱える第六戦街ラヴ・ガトラーが存在。
総じて、癖こそ強いが爆発力の高いクリーチャーと言える。
余談
暴剣王邪ハリケーンとインビンシブル・アビスの『連結』ディスペクター。
同パック収録のインビンシブル呪文との合成ディスペクターサイクルの1枚。
かつての闇文明の象徴たる「魔霊宮」の頂上に、ハリケーンの腰から上が斜めに連結されて常に下を向いている状態。
合成元のサイズ比を激しく無視した上に、文明の象徴を歪な形に貶めるディスペクトと同時に、効果も殴りあって誰も生き残らない為、アウトレイジの闘争による対話・友情を否定する様な効果もディスペクトな部分と言える。
