八頭竜ACE-Yamata
はちとうりゅうえーすやまた
ACE-Yamataが生み出した宝剣“Kusanagi”のその後は不明である。
DMBD-18『レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐』で登場した自然のツインパクト。今では定番となった、大型クリーチャーと初動呪文がセットになった1枚。
DMBD-18時点ではレアリティが設定されていなかったが、DM22-EX1『黄金戦略!!デュエキングMAX 2022』にてベリーレアとして再録された。
モチーフは言わずもがな、日本神話に登場するヤマタノオロチと、その尻尾から出てきたという草薙剣。
日本神話では邪竜として描かれ、天照大御神によって地上に追放された須佐之男に退治されるという役回りだったが、こちらは《神歌の歌姫アマテラス・キリコ》に使役されており、更には元ネタでは敵対関係にあった《暴嵐竜Susano-O-Dragon》とも共闘している。
後述の宝剣Kusanagiにまつわるエピソードも、日本神話にて須佐之男が草薙剣を天照に献上したことや、草薙剣の形代が源平合戦の最中に紛失したことが元になっていると思われる。
八頭竜 ACE-Yamata
レアリティ | P(表記無し)→VR |
---|---|
コスト | 自然文明(10) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | アース・ドラゴン/オリジン |
パワー | 1600 |
能力 | マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる) |
T・ブレイカー | |
自分のクリーチャーが離れる時、かわりにマナゾーンに置いてもよい。 | |
このクリーチャーがバトルに勝った時、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。 |
クリーチャー側はパワー1600の大型マッハファイター。更に自軍全体に任意の破壊置換効果を付与する。
バトルに勝った時の能力は自前のマッハファイターで狙っても強いが、《蒼龍の大地》等の効果バトル付きの踏み倒し呪文で出せると尚美味しい。
《偽りの名ゾルゲ》との組み合わせで、自分のマナの枚数以下のコストを持ち、パワー16000未満のクリーチャーをマナゾーンから無限に出し入れすることができる。
- 《偽りの名ゾルゲ》のcip付与能力で《八頭竜ACE-Yamata》と適当なクリーチャーをバトルさせる。
- バトルに負けたクリーチャーを《八頭竜ACE-Yamata》の能力でマナゾーンに置く。
- 《八頭竜ACE-Yamata》のバトルに勝った時の能力で再度クリーチャーをマナゾーンから出す。
- 1.に戻る。
例えば《黒神龍ザルバ》を無限に呼び出して相手をライブラリアウトに追い込むことができる。また、ループの核になるパーツが少数で済むため、【5色コントロール】等のコントロールデッキに構築への負荷をかけることなく組み込める。
神秘の宝剣
レアリティ | P→VR |
---|---|
コスト | 自然文明(3) |
カードタイプ | 呪文 |
効果 | 自分の山札を見る。その中から自然ではないカードを1枚、タップしてマナゾーンに置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
《神歌の歌姫アマテラス・キリコ》とのデザイナーズコンボは勿論のこと、《流星のガイアッシュ・カイザー》とのシナジーや【10軸ガチロボ】での活躍も期待できる。
構築済みデッキが初出であるためレアリティが存在していなかったが、DM22-EX1『黄金戦略!!デュエキングMAX 2022』で再録された際にベリーレアに設定された。
呪文側は、ブーストで置くカードがタップイン指定になった《神秘の宝箱》。
《巨大設計図》などで回収できるため安定性は上がるが、追加マナを即座に使用できないため即効性では劣る。
DMBD-18ではこの呪文でマナゾーンに《神歌の歌姫アマテラス・キリコ》を仕込んで《母なる星域》や《蒼狼の王妃イザナミテラス》で踏み倒すのが勝ちパターンとなっている。
ドラゴン付きのマナブーストなので、《メンデルスゾーン》や《ボルシャック・栄光・ルピア》を基盤とするデッキとの相性も良い。
マナが伸びやすい構築になることが多いため、《ACE-Yamata》側の踏み倒し効果も最大限発揮できる。