概要
実写映画版第7作『ビースト覚醒』に登場する新たな敵勢力・テラーコンを率いるスカージが使役する、スウィープスと呼ばれる小型の金属生命体。
外見は実写映画一作目に登場したフレンジーに酷似しているが、こちらは腕が4本あり、性格もフレンジー以上に狂暴。
普段は同じスウィープスで同型のノヴァケインと同じく、スカージの体内に収納されている。
戦闘時には自分が入れない所に猟犬の如く使役され、標的を追い詰める。
腕には展開式の刃物が内蔵されている。
フリーザー、ノヴァケイン以外にもテラーコンの主であるユニクロンの体内には同型のスウィープスが大量に存在している。
スウィープスの大群
終盤の最終決戦では大量のスウィープスがブリッジを通ったり、ユニクロンに直接送り込まれたりしてトランスワープ・キーを守るべくオートボット・マクシマルズの連合に立ちはだかる。
どのスウィープスも腕が4本、細い体なのは変わらないが、頭部は蟻やリベンジとロストエイジに登場したインセクティコンに似たものから目が六つあるもの、サイズはフリーザーと同型の小さな個体からナイトバードと同じくらいの大きな個体まで様々。
装備も多様になり、腕が刃物以外にも銃や棍棒らしきものになっていた。
どの個体も耐久は低いため、劇中では無双系ゲームのザコ敵の如く大量に倒されていたが、ユニクロンからの直接供給もあり、数の暴力でオートボットとマクシマルズの連合を追い詰めた。
最終的に倒されずに残っていた個体は、オプティマスプライムがキーを破壊した事で発生した爆発や少しでも地球を食べようとしたユニクロンの吸い込みに巻き込まれたことで、ほぼ消滅してしまった。
余談
モデルはG1スカージが率いた追跡者軍団スウィープス。後述の玩具での形態を考えると、同じくG1スカージがパートナーとしたターゲットマスター・フレイカスも含まれていると推測される。
劇中では変形しないが、『スタジオシリーズ』では玩具限定の設定で機関銃に変形。同シリーズのテラーコン達に武装させることが可能となっている。