G1
英語圏におけるデストロンのテラートロン部隊の名称(Terrorcons)。
メンバーに関する解説はテラートロンの記事を参照。
トランスフォーマースーパーリンク
アルファQがユニクロンの力を使って誕生させる戦闘員。
かつてユニクロンに捕食されたアルファQの故郷の惑星の住人をエネルゴンの力で強制的に復活させたものであり、同じくテラーコンであるメガザラックの命令には忠実。
後にユニクロンを制圧したガルバトロンの手によっても生み出され、デストロンの戦闘員として活動することとなった。
サイバトロンのオムニコン達同様エネルゴンを加工してエネルゴンウェポンやエネルゴンスターを製造し、デストロンに提供している。工具で施すオムニコンとは違い、捕食してその場で生成し手間をかけない。液体状のスーパーエネルゴンに浸かることでその性質をデストロンに合うものに変化させている。
雑兵・量産兵としての使い回しとしての扱いで簡易化されたのか或いは人格まで再現は出来なかったのか回想ではロボットモードで普通に戦闘していたのだが、劇中では人語は話さずほとんどロボットモードにもならない野性的な存在であり、その上通常の射撃を一、二発喰らっただけで木っ端微塵になる低い耐久力の傾向にある(それでもモブである戦闘力の低いトランスフォーマー(オムニコン含)のタイマンでは食い殺すことが出来てしまったケースがあり個体差はあれ決して動く的程度の存在ではない)。また、エネルゴンを加工できると言ってもオムニコンに適応力は及ばずそのエネルギー波を直接浴びるとすぐ耐えきれず崩壊する(前述のスーパーエネルゴンも何体か耐えきれず果てていた)。
一方で動物的ではあるが負傷で怯えて回復剤としてのエネルゴンスターをもらうとそれ以上危害を加えず引き下がったり、メガザラックを彼の指示を無視してまで助けようとしたことがあり、理性や心がないわけではない模様。
メンバー
破壊員コマンドジャガー
ジャガーに変形する。
強力な嗅覚を利用してエネルゴンのありかを嗅ぎ付け、奪い取る。武器は背中のエナジーライフルと尻尾のハンマー。
アルファQが使用する茶色い体色のデザートジャガーというバリエーションも存在する。
原語版ではバトルラヴィッジという名前。
偵察員シャドウホーク
鷹に変形する。
飛行能力を持たないコマンドジャガーを目的地に輸送し、自身も空中からの攻撃を得意としている。
武器はエナジーライデンというブーメラン。アルファQが使用する青い体色のコスモタイプというバリエーションも存在する。
原語版ではダイブボムという名前。
強襲員ダイノボット
CV:チョー
ヴェロキラプトルタイプの恐竜に変形する。
卵型のポッドの中から出現し、尻尾に収納するエナジーブレードを武器にしている。
劇中には登場していないが、赤い体色のマグマタイプがリカラー品として発売されていた。
原語版ではクルールロックという名前。
工作員クロムホーン
カブトムシに変形する。
シャドウホーク同様飛行能力を持っており、ドリル状のエナジートルネードを武器としビーストモードはこれを装着してヘラクレスオオカブトのような形態になれる。
劇中には登場していないが、緑の体色のフォレストタイプがリカラー品として発売されていた。
原語版ではインセクティコンという名前。
トランスフォーマープライム
ユニクロンの血液を凝固したダークエネルゴンを死亡したトランスフォーマーに使用すればゾンビとして復活し、意思のない機械に使用すれば凶暴な金属生命体となる。生前の自我はないが生命反応を復活させ、生きたまま自らに投与し適応に成功したメガトロンはこれに指示を与えることが出来るようになった。メガトロンはこれを利用し、本星に眠る戦死者達からテラーコン軍団を誕生させようとした。
主な被検体
テラーコンクリフジャンパー
第1話の冒頭でスタースクリームに殺されたクリフジャンパーがその死体にダークエネルゴンを注入されたことで誕生した。
しかしあまりに凶暴だったため手に負えなくなり、メガトロンに処分され、最終的にエネルゴン鉱山の爆発に巻き込まれて消滅した。
テラーコンスカイクエイク
ドレッドウィングの双子の弟スカイクエイクがバンブルビーに倒された後、スタースクリームによってダークエネルゴンを注入されたことで誕生したが、直後に発生したグランドブリッジの異常動作に巻き込まれ、異次元に取り残されてしまった。
テラーコンサイラスブレークダウン
『ビーストハンターズ』(日本未放映)に登場。
実験動物として捕らえられていたサイラスブレークダウンがスタースクリームに指示されたノックアウトによって合成エネルゴンに引き続きダークエネルゴンを注入させられ、素体であるブレークダウンが死体であったことからテラーコン化する。サイラスの自我も飲み込まれた暴走状態になり、拘束具を破壊して逃走。合成エネルゴンが混合したためメガトロンの支配下にも置けず口から触手を伸ばしてエネルゴンを吸い取る等吸血鬼のような姿になってしまい何体ものビーコンにも襲い感染させパンデミック状態とする。エネルゴン目当てでエアラクニッドが封印されていたポッドを壊したことで解放してしまい、中のサイラス共々殺害された。
テラーコンエアラクニッド
『ビーストハンターズ』に登場。
メガトロンに復讐しようとしたものの、サウンドウェーブの手によってサイバトロン星の月に飛ばされたエアラクニッドが、テラーコン化したブレークダウンに噛みつかれた事が原因でテラーコン化した姿。
テラーコンプレダコン
『プレダコン・ライジング』(日本未放映)に登場。
ユニクロンが手駒としてサイバトロン星の古代生物プレダコンの化石をゾンビ化したもの。
テラーコンバンブルビー
本編には登場しない玩具独自のテラーコン。
発掘現場で武器(テラーコンゾリ)を見つけたバンブルビーは、それがノックアウトの罠とも知らずに好奇心から手にした事でテラーコンゾリの分泌するダークエネルゴンによって凶暴化したという設定。
玩具は2013年8月にイオンにて限定販売された。