G1
ザ☆ヘッドマスターズ
CV:掛川裕彦
メガザラックが秘密裡に従えていた親衛隊のツーインワンことダブルトロンの合体攻撃兵。上半身と下半身がそれぞれ攻撃ヘリコプターと4WDに分離変形する。分離・合体を活かした戦闘能力は高く、戦況を変えてしまうほどである。設定上では分離状態での挟み撃ちを得意としている。ちなみに初登場時は何故か相方のフライホイールの名を名乗っていた。
玩具はスプリングによる自動変形ギミックがあり、4WDの上に攻撃ヘリコプターを乗せて押し込むとロックが外れて瞬時にロボットに変形する。更にフライホイールと上下を入れ替えて合体させることも可能。
BOTCON
メイン画像参照。2015年のBOXアイテムとして、トリプルチェンジャーとして発売。
玩具は『トランスフォーマージェネレーションズ』のオートボットスプリンガーの仕様変更品。
パワーオブザプライム
当シリーズで発売されたバトルトラップの玩具は各々のビークルが単独でロボットに変形するようになり、攻撃ヘリコプターに変形する「バトルスラッシュ」と4WDに変形する「ロードトラップ」が合体して、バトルトラップとなる。G1版と同様に『トランスフォーマーシージ』のスカイトレッド(フライホイールのリメイク)と合体する地上ビークルを入れ替えることが可能。
余談だが、バトルトラップは実写映画の『バンブルビー』に登場したドロップキックのデザインの元ネタになっている。
実写映画
CV:デヴィッド・ソボロフ/吹替:三宅健太
実写映画第7弾『ビースト覚醒』にテラーコンの一員として登場。
スーパーチャージャーの付いたブラッドオレンジと黒のレッカー車仕様のGMC・トップキック(C7000型)に変形する。
ユニクロンから与えられた力によって自身に破壊行為に特化したカスタムを施しており、数々のディセプティコンを倒して来たオートボットの攻撃を全く受け付けない高い防御力と、武器を構えながら走っても全くブレない強い体幹を持っている。幹部テラーコンの中で一番ヒロイックな外見をしており、オートボットみたいな感じがするのはご愛嬌。
設定ではテラーコンのエリート偵察者であり用心棒。威嚇的で容赦が無く血(?)に飢えており、宇宙を徘徊する最も邪悪で卑劣なハンター集団の一員であることを誇りに思っている。後部のクレーンは倒した敵の死骸を引き摺るのに役立っているとのこと。
使用する武器は左手に装備されているチェーンメイスと右腕が変形するガトリング。
メイスはマジックハンドのように展開可能で、物を掴んで相手に向かって放り投げるといったことも可能。オプティマスプライマル(以後プライマルと表記)と正面から拳でぶつかり合えるほどに肉弾戦も得意である。
ぐるぐる回転してメイスを振り回しつつガトリングを乱射するシュールかつ恐ろしい場面もあった。
ビークルモード時にはスーパーチャージャーからミサイルを放つ事が可能。
また、レッカー車らしくフックが2つ付いており、劇中ではナイトバードの車体後部にフックを引っ掛け、彼女に引っ張られながら方向転換をして追いかけて来るアーシーとホイルジャックをミサイルやフックで攻撃するという連携の取れた動きを見せていた(素早さ担当と怪力担当の連携攻撃なので、恐らく『プライム』のメディックノックアウトとウォーブレークダウンのオマージュ。)
ロボットモードのマッシブな外見やビークルモードの車種や好戦的な性格から実写版のアイアンハイドを思い出した人は多いはず。更に言えば三宅氏は『アニメイテッド』にて同じくアイアンハイドを演じており、それも鉄球を武器にする怪力のTFだった。
最終決戦ではトランスワープキーを守るべくオートボットとマクシマルの連合軍の前に立ちはだかる。
テラーコン側が圧倒的に有利な状況だったからか「誰か俺と張り合ってみろよ!」と偉そうにメイスを振り回していたのだが、プライマルにその挑戦をメイスと共に受け止められたのが運の尽き。その直後にオプティマスプライムに左腕と左脚を切断され、トドメを刺されようという所にプライマルが割り込み、自身のメイスを何度も顔面に叩きつけられるという形で死亡。最終決戦序盤であるにもかかわらず、テラーコンの幹部の中で真っ先に退場することとなった。
因みにソボロフ氏と三宅氏は数多くのトランスフォーマー作品でCVを務めてきたが、両者ともにかつて『プライム』でショックウェーブを演じた実績を持つ。
またソボロフ氏は本作でもライノックスとエイプリンクも担当しているが、バトルトラップの事は「自分が演じてきた中で最も冷酷なキャラクター」と称している。
玩具は『スタジオシリーズ』のみが発売中。武器はメイスが付属するが、同シリーズで発売予定のプライマルに付属するチェーンを装備させることでチェーンメイスも再現可能になる模様。
海外では他のシリーズにて1〜3作目のアイアンハイドのリカラーで販売されている。