CV:檜山修之
概要
ナザリック地下大墳墓第九階層にて、執事助手(副執事長)を務める、戦闘力を持たないNPC。種族はバードマン。
創造主は《アインズ・ウール・ゴウン》において3人しかいない女性メンバーの1人である、餡ころもっちもち。
役職上の使用人達の取り纏め役であるセバスが、別の任務で本来の役目を空ける事が多いため、主にその代理として第九階層内の管理維持業務を仕切っている。
足の短さから移動速度が遅いため、長い距離を移動する時は大体直属の部下である男性使用人(詳細は後述)に、抱き抱えられて運んでもらっている。
創造主を同じくするペストーニャを始めとして、創造主達が親友同士のアウラとマーレ、ユリとは仲が良く、プライベートではあだ名で呼び合う仲である(例・ペストーニャ→「ペス」)。それ故か基本NPCの仲間でもさん付けをするマ―レも呼び捨てにしている。
また、可愛い物やもふもふした物が好きなシズに気に入られており、本人の意思に関係なく抱っこされて連れ回される事があるため、内心苦手としている。
第九階層でクラヴゥが経営しているバーの常連でもあり彼には「ピッキー」のあだ名で呼んでいる。
人物像
ナルシスティックで大仰な性格だが、使用人としての自分の立場に誇りと矜持を持っている。
特に掃除に対する拘りは強烈で、例えばトイレ掃除をすれば、便器を直接舐めても無害な程に綺麗にしてしまえる程だという。
カルマ値は不明だが、ペストーニャ、セバス、ユリと同様にナザリックでは珍しく『善』に傾いていると思われ、人間への蔑視感情は抱いていない模様(現にアニメ四期開始と同時に配信されていたミニアニメ『ぷれぷれぷれあです4』8話では魔導国を怒らせたリ・エスティエーゼ王国への侵攻が決定した中ペストーニャがアインズに殲滅の取り止めというアルべドらから猛反対を受けそうな考えを申しでたいと聞かされていた。アルべドの前で口を滑らせかけたが...)。
それもあってか、作中ではナザリックの新たなメイドとなったツアレに、掃除の仕方を指導している。
また創造主である餡ころもっちもちによって、『密かにナザリックの簒奪を狙っている』という設定が付け加えられており、その野心を周囲のNPC達にも公言している。
そのせいで一般メイド達には嫌われているが、あくまでも創造主の意向で『そうあれかし』と設定されたエクレア自身のアイデンティティである上、上述の様に戦闘力は皆無のためどう考えても到底物理的な脅威足り得ない無力な存在のため、階層守護者やプレアデスなどの上位者からは鬱陶しがられたり1つの愛嬌として温かい目で見守られ、時に尊重されている(上述の趣向から女性陣ではシズと創造主が同じペストーニャだけは邪見にした描写は皆無)。
なおナザリック簒奪のためにまずすべき事は、『掃除に精を出す』事であるらしい。
…などとそんな事を考えていながらも、同時にアインズへの忠誠心も本物だったりする。
なお、『ぷれぷれぷれあです4』第5話では、いつもの如くナザリック簒奪の野望をペストーニャとクラヴゥに語って窘められた際、心底落ち込みながら2人に謝罪する姿を見せていた。
この事から、ナザリック簒奪の野心は創造主に与えられた設定故に抗えない事について、実は真剣に悩んでいるのかもしれない。
容姿
まんま蝶ネクタイを付けたイワトビペンギンで、特徴的な羽根飾りがロールしている(本来バードマンは体は人型で背中に翼を生やしている)。短足のため自力で椅子に座れず、嘴であるためクラヴゥに頼む飲み物はそのまま飲めずストローを付けてもらう、コップをフリッパーで押したら倒してしまうと割とハンデも多い様子(しかしながら雑巾など物を持つ事自体はできる)。
男性使用人
ショッカー戦闘員や、『デモンベイン』のブラックロッジ構成員を彷彿とさせる出で立ちをしている(メイン画像参照)。ナザリックには10人しかおらず、個々の名前やレベル等は不明。言葉を話す事は出来ない様で、作中ではそれこそショッカー戦闘員を思わせる例の奇声しか発していない。
抱える、肩に乗せるなどでエクレアの移動の介助を行うが、スピンオフ漫画『不死者のOh!』ではカーリングさながらにエクレアを滑走させる手法を披露した。しかしエクレア自身は投げ飛ばされてるだけであるためブレーキをかけられない。
関連イラスト
シズとのツーショットが大半を占めており、彼単体のイラストは現時点で皆無となっている。
関連タグ
創造主を同じくしており、そういった点では種族こそ違えど、姉弟(または兄妹)の様なものと思われる。
PCとNPCという点が大きく違うが種族は同じバードマンである。