データ
概要
第7世代から存在する特性。
ポケモンの特性と言えば、戦闘中は一点に絞った効果を発揮するのが普通である。
そんな常識を破壊する特性が、この「すいほう」である。
効果は上記のデータ通り。
ちなみにゲーム内で書かれているのは上の二つのみであり、公式攻略本で紹介されている効果もその二つに絞られている。
その時点でもたいねつとみずのベールの効果を同時に所有していると言う点でおかしいのだが、実際に使用してみると特性に明記されていない3つ目の効果が存在するなど、一体誰が予想できただろうか……。
この特性によるオニシズクモの水技は攻撃70・特攻50とは思えぬ破壊力を誇り、みず技限定ならばあのちからもちマリルリを遥かに凌ぐ火力を叩き出す。
さらに本来等倍であるほのお技によって受けるダメージを半減に抑え、やけど状態による機能停止も未然に防止するなど、特性一つでオニシズクモの攻撃、耐久性能を飛躍的に高めてくれているのである。
問題は、オニシズクモの性能が良くも悪くもこの特性に頼り切りだという事。
みず技が通らなければ十分な打点が入らず、みず技以外の攻撃力はかなり頼りない。ここをどう補うかがトレーナーの腕の見せ所だろう。
地味にオニシズクモはなかまづくりも覚える為、ダブルバトルで味方にこの特性を与えるのも面白い…かも。
例えばギャラドスに押し付ければ実質攻撃種族値302の水技をぶちこめるようになるし、
ウオノラゴンに押し付ければ先制時実質威力510の水物理技を放てる。
なお、かたやぶりには貫通されるが、やけど状態から回復する効果もあるため特に問題ない。ただし、かたやぶり持ちのほのお技は半減できないのでそこは注意。といってもかたやぶり持ちのポケモンの都合上そこまで気にすることでもない…と思いきや第9世代のオーガポン(かまどのめん)はかたやぶり持ちでほのお技のツタこんぼうを持っているので要注意。
一応、同効果のターボブレイズ持ちのレシラムとエースバーンのキョダイカキュウにだけは注意。
関連タグ
かんそうはだ:同様に複数の特性を合わせたような効果を持つ(ちょすい+あめうけざら)。ただしこちらはデメリットも追加。