演:飯田基祐
概要
怪獣の残骸の処理や研究を行う先進化学企業「ネクロマス社」の最高経営責任者にして、世界有数の化学研究者。漢字表記は「真伏 一郎」。
妻とは死別しており、息子のマブセ・ユウキを男手ひとつで育てているシングルファーザー。
彼らが開発した、不老不死に関わる物質「ダムドキシン」が、妖骸魔獣ゴンギルガン誕生のきっかけとなってしまう。
余談
- 演者の飯田基祐氏は、数々のドラマや映画に出演している名バイプレイヤーであり、特撮作品にも『仮面ライダーキバ』の神田博士役、『仮面ライダードライブ』の仁良光秀役、『王様戦隊キングオージャー』のシロン役、『ゴジラ-1.0』の板垣昭夫役で出演経験がある。今回の出演を以て、日本の四大特撮作品すべてに出演するという快挙を達成することとなった。
- また、ヒルマ・ゲント役の蕨野友也氏とは『仮面ライダードライブ』で共演している。
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ネタバレ注意⚠️
SKaRDによる尋問を受けた際に「我々はマッドサイエンティストのような者ではない」と否定し、ダムドキシン研究についてはあくまで「難病に苦しむ人々の希望にもなりうるもの」という大義名分があると主張するなど科学者としてはかなり慎重且つマトモな人物。
しかし、良くも悪くも仕事人間であるため、息子のユウキに十分な愛情を注げておらず、難病を患っていた妻を救うために仕事にのめり込んでいき、家庭を蔑ろにしてしまっていた。
そのため、ユウキの本心を把握しきれておらず、息子との蟠りがユウキによる「ダムノー星人による地球侵略」という一連の騒動の原因となってしまった。
息子がゴンギルガンに取り込まれた際にはかなり取り乱しており、科学者として対抗策を提示しながらも、父親として息子の身をひたすら案じていた。
事態の終息後、自身の行動を反省し全てを手放して息子の傍にいる決意を固めたものの、息子に「そのままのお父さんでいてほしい」と言われたことで、研究を続けながら息子との時間を作る決意を固めた。