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キンゾー(アニポケ)の編集履歴

2024-03-16 20:30:09 バージョン

キンゾー(アニポケ)

きんぞー

キンゾーとは、アニメ「ポケットモンスター」の登場人物。

CV:若本規夫


「このバッジはな、ジム戦で戦った勝者だけが貰えるんじゃ」

概要

ポケモンサイドストーリー第5話「カスミ! ブルーバッジをゲットせよ!」に登場するゲストキャラで、リフレ村のバッジ職人。

ハナダジム三姉妹の長女・サクラからブルーバッジが無い事を聞かされ、バッジを貰いに来たカスミと彼女に同行していたケンジ・サクラ(「カスミの姉の方」ではなく、金銀編においてエンジュシティで出会った友人)に対し、ジムバッジ作りの修行を受けさせる。


因みにその理由として…

①バッジ作りを経験すれば、バッジのありがたさが増す

②(自分が苦労して作ったバッジを)益々取られたくないと、ジムリーダーは頑張る

③それ(ジムバッジ)を取ろうと、ジムの挑戦者の腕が上がる


…というもの。これも日々ポケモンを育てているトレーナー達の腕を上げる為だという。


尚、初登場時は坂から滑り落ちて足を負傷していた所をカスミ達に助けられたので、「困ってる人を助ける」という第一関門は合格と見なされた。


何と自分のポケモンも所有している様で、相棒はオーダイル。劇中では披露する事はなかったが、ジムリーダーにバトルを挑ませる姿勢から、相当の実力の持ち主だと思われる。


その後、カスミ達は過酷なバッジ作りに耐え続けた事で「最後の試練」としてカスミにポケモン勝負を申し出るが、その最中にカスミのコダックが勝手にモンスターボールから出てきたばかりか、キンゾーのオーダイルに怯えて逃げ出した際に池にハマって溺れた光景を見て激怒。「バッジは渡せん!」と試練を中断してしまう。

しかし、留守中にバッジの盗難に遭った際、その窃盗犯達をねんりきで圧倒したコダックの実力を見て、「泳げなくてもOKじゃ」という理由で何とオーダイルとのバトルを免除した。幾らんでも寛大すぎなのでは…?


とはいえ、サクラとケンジが最後までバッジ作りの修行に付き合ってくれた事で「ジムリーダーはみんなに好かれ、いい友達を持っていないといけない」という最後の関門をカスミがクリアした事で、ようやくカスミにブルーバッジを渡したのだった。


余談

長年、ポケモンのアニメを視聴してきたファンなら、キンゾーの考えに共感を抱いた人もいるハズ。

実際、アニポケに登場するジムリーダーの中には、キンゾーが激怒してもおかしくないほどいい加減なジムリーダーも少なくない。


例えばナギサシティのジムリーダーであるデンジに至っては、「対戦相手がつまらない」という理由で町の改造に没頭するあまりバトルを行わなくなり、ジムの前にバッジを大量に放置して挑戦者に持ち帰らせるという愚行を犯している(これについてはサトシのみならず、DP編の彼のライバルであるシンジ「あんなジムは俺は認めない!」 「最低のジムだ」と憤っていた程)。


また、フキヨセシティのジムリーダーであるフウロに至っても、「趣味のフライトをする時間がなくなる」という理由で、互いのポケモンを見せ合い実際のバトルをせずにフウロ自身のイメージのみで勝敗を決める「エアバトル」なるとんでもない方法を考案し、以降はそれでバッジを賭けたジム戦を行うなど、上記のデンジ以上の問題キャラであり、こちらは同じ地方のジムリーダーであるデントを憤慨させている。

「寧ろコイツ等にこそバッジ作りの修行を受けさせるべきなのでは?」と思った人もいただろう(そもそもそれ以前に、後述のポケモンジム監査官から痛い目に遭ってもおかしくないかもしれないが…)。


因みにカスミの姉・サクラに至っても、初期のサトシに対し、「ジム戦できるポケモンがいない」という理由で、デンジと同様、ジム戦をせずにブルーバッジを彼に渡そうとした事があった(当時のサトシはまだルーキーだったが、「流石にバトルもせずにバッジを貰うのはどうなのか」と疑問を抱いていた)。

最も、キンゾーは彼女と知り合いである事から、(少なくともカスミがサトシの旅に同行した以降に)サクラもまたバッジ作りの修行を受けた可能性は高いだろう。


関連タグ

アニポケ ポケモンサイドストーリー

カスミ ケンジ

オーダイル カスミのコダック


ジョーイさん:言わずと知れたポケモンセンターの女医だが、無印編第42話とDP特別編において、「ポケモンジム監査官」という、キンゾーとはまた違った立場でジムリーダーに対する厳しい姿勢を取っている人物がいる(因みにカスミは奇しくもキンゾーに出会う前の回において彼女と出会っていたが、ギャラドスへの恐怖心を克服した事でジム閉鎖を免れている)。とはいえ、キンゾーはバッジ作りの修行というやり方でジムリーダーの成長を促しているのに対し、こちらは相手の現状次第でジムリーダーそのものを辞めさせようとするなど、ある意味キンゾー以上に非情かつ厳格である。

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