概要
京都府向日市寺戸町小佃にある阪急電鉄京都本線の駅(HK-79)。
向日市の中心駅で、市役所と向日町競輪場の最寄り駅でもある。
1928年11月1日:新京阪鉄道の高槻町駅(現在の高槻市駅)〜京都西院駅(現在の西院駅)間の延伸と同時に、東向日町(ひがしむこうまち)駅として開業。開業時は待避線が存在したが、のちにこれを廃止し、1972年8月にホーム有効長を160mに延伸した。同年10月1日、乙訓郡向日町が市制施行し、向日市となったことにより、東向日駅に改称している。
当駅北東側には東海道本線(JR京都線)の向日町駅があるが、いささか距離があるのか、公式の乗換指定駅とはなっていない。
駅西口に阪急バス向日営業所があるほか、かつては京阪バスも隣の京都市伏見区にある小栗栖団地から醍醐高畑町(現在の醍醐駅)〜国道東野〜国道1号線〜大宮五条〜東寺南門前〜国道171号線を経て乗り入れていた。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、どちらも大阪梅田寄りに駅舎と改札口があるほか、双方のホームは地下道で連絡している。駅員がいるのは上り側改札口のみ。
なお、競輪開催時を見据えてか、ホーム幅員は広く自動改札機の台数が多い。
※スマートフォン向けアプリ「阪急沿線ナビ TOKKアプリ」に基づく。実際は号線表記なし。
向日町競輪場で競輪が開催される際は、2001年3月24日のダイヤ改正以前は昼間・夕方の一部の急行、それ以降は夕方の快速急行が臨時停車していたことがあるが、快速急行が準特急に改称された2022年12月17日以降は、臨時停車の実績はまだない。
隣の洛西口駅が開業する前は、桂車庫構内配線の関係上で当駅始発の列車が設定されていたが、洛西口駅開業後は洛西口駅始発とされた。
利用状況
「向日市統計書」によると、2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は16,128人である。
隣の駅
種別 | 京都河原町方面 | 大阪梅田方面 | |
---|---|---|---|
| 通過 | ||
| 洛西口駅(HK-80) | 当駅 | 西向日駅(HK-78) |