草競馬
くさけいば
非公営競技としての馬のレース。またはそれを題材にした米国の歌曲。
非公営競技
馬券の発売を伴う公営競技としての競馬は、日本では日本中央競馬会(JRA)または地方公共団体でなければ運営・開催する事ができない。
草競馬に該当するケースとしては、私的な乗馬の一環としての競い合いや、地域の神事(祭典競馬)や文化・産業振興目的のイベントなどが該当する。
定められたコースをスタートからゴールまで走って1位や完走者などを決める平地・障害競走だけでなく、既に公営競技として行われなくなって久しい繋駕速歩競走、騎手が乗った馬が速歩で駆け抜ける騎乗速歩競走なども各地で行われている。
米国の歌曲
原題は"Gwine to Run All Night, or De Camptown Races"。
スティーブン・フォスターがミンストレル・ショーと呼ばれる芝居劇のために作曲・作詞し、1850年に発表。
1971年NHK教育テレビの『みんなのうた』で、北川あさ子訳詞の日本語版の歌が放送された。
1990年に同じくNHK教育テレビで放送された『コーラスでポップスを』では、麻生圭子作詞・三枝成彰編曲(JRA(日本中央競馬会)の障害競走中山グランドジャンプと中山大障害のファンファーレの作曲者)の女声コーラスバージョンも作られた(動画の44:39、56:52を参照)。
公共の場での主な採用例
:大井競馬場の最寄駅で、列車接近メロディとして採用。
:解答者のシンキングタイムに使用。
ビデオゲーム『独眼竜政宗』
:勝馬投票券購入締め切り前の音楽に使用。