概要
Fateシリーズに登場するサーヴァントが持つ属性おける、アプリゲーム『Fate/Grand Order』において新たに登場した要素である。
長らく隠しステータスとされたため、プロフィールからは確認できなかったが、2024年の正月よりステータス画面や戦闘中でも確認が可能となった。
基本的な属性については「属性(Fate)」より。
詳細
基本属性は、英霊の「重んじる方針」と「性格」を簡易に示したものであったが、この副属性はそれとは別に「立ち位置」を表したものである。
宝具やスキルのテキストでは「〇の力」と表現され、全5種の属性が設定されている。
また、たとえ同一人物でも、成立の由来によっては属性が変わることがある模様。
正式に名称が決まるまでは、基本的な3種の属性から取られて「天地人属性」と呼ばれていたり、本サイトではサーヴァントについての解説記事で「カテゴリ」と紹介されていたが、隠しステータスから公開されたことにより「副属性」が公式の名称となる。
これまでゲーム中において、基本属性はあまり戦闘には関わりが無いものであったが、この副属性は明確に相性が存在し、天は地に強く、地は人に強く、人は天に強い、という三竦みとなっており、星と獣は互いにダメージが増加するという関係となっている。
この与ダメージ・被ダメージ量に関わってくる仕様上、サーヴァントではないエネミーについても設定されており、クラスの相性だけでは上手くクエストを攻略できないようになっている。
副属性一覧
西暦以後に人類へ貢献した偉人が死後に英雄視され共通認識となったものを指す。
本当に生前から超人的な能力を所有している場合もあるものの、基本的には死後、大衆によって神格化された英霊。
- 地
- アルトリア、メディア、ディルムッド、ジャック・ザ・リッパーなど
/> 土着の幻想伝承に語られる英雄に関係するもの。実在しているかどうかはともかく、その知名度が重要になる。 r />
大体において「神性」スキルを得ている者が多い傾向にある。
- 星
天地人どれでもない属性。人類にとっての希望であり、困難を打ち破る象徴。主に人類史に残る偉業を成し遂げた者が分類される。
原作者曰く、星の輝きは一種の「主人公補正」のようなものであるらしく、この輝きが強い者は奇跡を起こして勝利することがあり、輝きがない者は完全実力勝負になるとのこと。アルトリア・オルタはアルトリアと違いこの輝きを失っている。
一見あらゆるカテゴリに対してマイナスを持たない万能属性に見えるが、その本質は別にあるらしい。
「星の開拓者」スキルを持つ英霊は共通してこの属性を持つが、ナポレオンやシャルルマーニュのように実在する人物でありながら幻想としての側面をもつ英霊はともかく、スペース・イシュタルやエックスのような地球由来ではない英霊、あるいは「星」そのものを起源としている者や、獣性に抗った存在など、そもそも「偉業」「希望」といったキーワード以外にも由来を持つ可能性が高いサーヴァントが多くなっている。
- 獣
「星」と相剋するカテゴリ。今のところはビーストの因子を持つサーヴァントがこの属性を持つ。