概要
『ゾイド-ZOIDS-』にて、ウルトラザウルスが装備する超兵器。
内部重力を持つ超重金属プラネタルサイト製の砲弾を発射し、 着弾時に外部圧力が加わることにより重力崩壊及びブラックホール現象を引き起こし、辺り一面を押し潰す兵器とされている。
強力な兵器だが砲弾の量産が出来ず、ストックが3発しか無く、内1発はテスト射撃で消費し残り2発はデススティンガー戦で使用され、1発はデススティンガーに迎撃されたものの最後の1発で着弾させることに成功。一時はデススティンガーのゾイドコアを破壊し、機能停止・石化まで追い込んだ。
しかしオーガノイドのアンビエントの力でデススティンガーが復活してしまったため、ドクターDは急速ウルトラザウルス内でプラネタルサイト砲弾の製造に取り掛かり迎え撃つ準備をすることになる。
しかしデススティンガーに代わり破滅の魔獣ことデスザウラーが復活したため、この砲弾はデスザウラーに使用されることとなった。
だが結果的には着弾には成功したものの、デスザウラーはカノンの超重力波を効果範囲ごと上空へ押し返し無効化。そこへ発生した湾曲空間へ荷電粒子砲を撃ち込みビームを屈折、 全方位に拡散させ惑星Zi全体へ砲撃させる状況になってしまった。
しかし逆に利用されて終わるはずもなく、最終回ではなんとバンの乗るブレードライガーを砲弾として射出。
射出されたブレードライガーは荷電粒子を拡散させられるレーザーブレードと粒子を防ぐことが出来るEシールドの合わせ技「ブレードアタック」を発動しデスザウラーの吐き出す荷電粒子砲の中を突き進み、デスザウラーのボディをぶち抜いて撃破するという大金星を飾ったのだった。
グラビティーキャノン
こちらは後年・令和のゾイドアニメ『ゾイドワイルドZERO』に登場する名称が酷似した兵器。
形状こそ『ゾイド-ZOIDS-』のものとは大きく違う(玩具版では「ZW40 改造武器 グラビティーキャノンユニット」を組み合わせることで再現可能)が、惑星Ziの物を再現した物であることが劇中にて明かされている。
こちらはレオの乗るライジングライガーが装備し、オメガレックス撃破に使用した。
後に対ゼログライジス戦で使用するも、ゼログライジスの能力もあってかほぼ効いていなかった。
こちらも弾数が数発しか無い点や何かとデスザウラーに通ずる点が多いゼログライジスに効いていないなど、『ゾイド-ZOIDS-』のセルフオマージュとも見れるシーンが多々ある。