ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

神社本庁の編集履歴

2024-06-03 19:55:48 バージョン

神社本庁

じんじゃほんちょう

日本全国の多くの神社(全てではない)を束ねる組織。

概要

神社本庁は、戦後のGHQの神道指令による神社の国家管理廃止に伴い1946年(昭和21年)に結成された神道系の宗教法人。戦後、当時民間の神社関係団体であった皇典講究所、大日本神祇会、神宮奉斎会の3団体を母体として設立される。


現在は民間の宗教法人でありながら、「本庁」を名乗るのは、戦前の国家神道の名残である。


各都道府県の神社庁を通して、全国におよそ八万社ある被包括神社を統制しているが、神社庁・神社本庁に属していない神社も多くある。有名な神社では、靖国神社伏見稲荷大社日光東照宮気多大社富岡八幡宮などが包括法人を持たない単立神社である。近年は金刀比羅宮鶴岡八幡宮などが神社本庁と対立し被包括関係を解消したことが話題になった。


神道政治連盟

神社本庁の政治団体。統一教会における国際勝共連合に準えられ(創価学会を母体とする公明党と同列視されることもあるが、神道政治連盟は公明党のような政党ではなくロビー活動団体である)、このことをもって神社本庁がカルト宗教であるという非難もみられる。しかし、神社本庁はカルト教団の特徴と言われる財産寄付の強要や信徒の暴力的な囲い込みなどを組織的に行なってはおらず(組織内や被包括神社との揉め事や裁判沙汰は多いが)、統一教会のような反社会性とは程遠いので、レッテル貼りの域を出ないだろう。


近年は、同性愛夫婦別姓トランスジェンダーなどに反対するプロテスタント右派新宗教に歩調を合わせる傾向が目立っている(LGBTの記事に詳述)。古来の神道には同性愛を否定する教義などは全くなく、神社本庁の奉じる神道がキリスト教とのシンクレティズムではないか?と疑念を持たれる所以である。


ただし、神社本庁はカトリックにおけるローマ教皇庁などと違い、神道の教義解釈などの代表権があるわけではない。


関連タグ

神社 神道 国家神道

日本会議 右翼 キリスト教原理主義

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました