「すいとるゾウ〜！」
概要だゾウ！
絵本の世界で大暴れしている青色のゾウのような怪物。
自我も持ち合わせており、普通に喋ることも可能。
語尾に“ゾウ”が付くが、決してちびぞうではない。
能力だゾウ！
生命エネルギーを吸い取る力を持ち、吸い付くされた植物は枯れ果ててしまう。
また、目から発射されるエネルギー波にはあらゆる生命体をコゾウ(小さい上に喋ることができない象)に変えてしまう効果を持つ。
余談だゾウ〜
声を担当した岡村氏は以前にも27時間テレビ内の『サザエさん』スペシャルアニメ（本人役）や洋画の吹き替え（主役）で声優を担当した事があるが、アニメ映画への出演は今回が初となる。ちなみに前者には2代目ドキンちゃんやロールパンナの声を演じた富永みーな女史が出演しており、岡村氏と共演している。
本作出演の際嘗てぐるナイのゴチになります!でゴチメンバーだった宮野真守氏からアドバイスを受けていた事を思い出していたという。
また、すいとるゾウのことを気に入っているようで、グッズ化されることを望んでいた。
『めちゃイケ』メンバーが映画にゲスト出演するのは、1999年に公開された『勇気の花がひらくとき』にゲスト出演した雛形あきこ女史以来25年ぶりである。
関連項目だゾウ！
映画での活躍を含むから、ネタバレ注意だゾウ！
ばいきんまんとルルンが作ったウッドだだんだんと対決するときに顔面にパンチを受けても「効かないゾウ〜！」と平気そうだったり、牙を折られても平気そうだったり、駆けつけたアンパンマンと対決する途中、腹部に檻がついていて、そこにばいきんまんを閉じ込めていたりと、本当に生き物なのか…と思うところもあるが…？
【警告】以下、オレの正体が記載されてる為本編未視聴の人はさらなるネタバレ注意だゾウ！
正体はばいきんまんが作成したメカの失敗作で、ばいきんまん自身もすいとるぞうを初めて見た際に既視感を覚えており、外装が剥がれた時に正体が自分の失敗作のメカだと気づいた(絵本に吸い込まれる前にすいとるぞうと思われるものが散らかった画用紙の中に描かれている)。外見は目と腹部の装飾の一部(檻)以外、スゴイゾウによく似ている。
圧倒的なパワーでウッドだだんだんの頭部が変形したウッドもぐりんを破壊したり、駆けつけたパン戦士たちを返り討ちにし、ばいきんまんとルルン以外をコゾウに変え、ばいきんまんたちを追い詰める。
だが、ばいきんまんやアンパンマンとの出会いで勇気を貰ったルルンが森の力で戦う力を解放した。
ところが、今まで吸収したエネルギーを自分にかけ、巨大化する。
「デッカイゾウ〜！」
ツタでの拘束を破り、ルルンが作ったもくせいバイキンロボ(名前はパンフレットから)も瞬殺する。
それでもルルンは諦めず、その間にアンパンマンが復活。アンパンマン、ルルン、そしてウッドもぐりんの残骸でウッドバイキンUFOを作ったばいきんまんと対決。最期はウッドバイキンUFOの爆弾で視界を塞がれ、ルルンの力を受けたアンパンチにより敗北。
その後はコゾウとして生まれ変わった。
さらなる余談
岡村氏は、『すいとるゾウは映画シリーズ史上最強の敵!?になるかもしれません。』とコメントしていたが、ラスボスの中では最強クラスのゴロンゴラやブラックノーズにも匹敵する暴れっぷりをみせた。
過去にすいとるゾウと類似したメカであるヨゴスゾウを演じたことがあるサンドウィッチマンの伊達みきお氏は、ヨゴスゾウの再登場を期待していたが、実質叶ったことになる。
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