人物像
17歳の男子高校生。現代から突如、並行世界の戦国時代へタイムスリップしてしまう。
髪は茶髪でやや前髪に癖があり、その時代の基準ではフツメンらしい。
合戦の最中に織田信奈の命を救い、死んでしまった木下藤吉郎に代わり、足軽として織田家に取り立てられる(後に侍大将へ)。名前の「さがらよしはる」の頭と終わりをとって信奈に「サル」とあだ名を付けられる。
戦国物のゲームや歴史が好きで『織田信長公の野望』というゲームをほぼオールクリアしているほどだが、学力はいまいち(単純な四則計算を間違えるほど。ちなみに柴田勝家も似たようなもの)で、歴史上結構大事なイベントをど忘れしていたりもする。身体能力も平凡だが逃げることは上手くドッジボールがやたらうまい。
当初は乱暴な信奈に反発していたが、彼女の境遇や志を知り段々と惹かれていく。肝が座っており、信奈や身分が上の者にもタメ口で話したり、敵将を目の前にしても正面から対峙する。絶体絶命の時もゲームから学んだ知識や閃きを駆使して危機を乗り越えていく。お世辞にも上品とは言えない性格でことあるごとに不用意な失言をしては周囲(主に信奈・勝家・光秀の3名)からお仕置きされることもしばしばあるが、不思議と多くの人々から信任を得ている。
ちなみに、大の美少女好きで本物の秀吉に勝るとも劣らないほどの好色だが、彼曰く『ロリは射程圏外』らしい。にもかかわらず、部下に幼女がいることに閉口している。
余談だが、戦国時代に「相良氏」という肥後国南部を支配していた大名が実在しており地の文ではその子孫らしいことを示唆する部分がある(そして、作中で本当に登場した)。また相良氏には織田信長とほぼ同時代に「相良義陽(さがら よしひ)」という当主がいた。
原作1巻の後書きには「字面が最悪」と作者本人が評している。