人物像
織田家当主、織田信奈の弟。あだ名は「勘十郎」。
当初は姉やその周囲に強く反抗したり、周囲にそそのかされて謀反を起こすなど高慢な少年であったが、野望に乏しく自身も将の器ではないと内心自覚しており、別に信奈のことは嫌っている訳ではない。当初は相良良晴を嫌悪していたが、謀反に失敗して姉に処刑されそうになった所を助けられ、以後は友人と認識している。
武術はからっきしでそれほど知略に長けているわけでもないが、大変な美男子で100人近い女の子の取り巻きがいるほど。特技は女装。
信奈に謀反を許された後に「津田信澄」と改名し、かつて部下だった柴田勝家の配下となっている。その後、浅井家との同盟のために「お市姫」として女装させられて浅井長政の元へ送られ、何の事前通達もなくいきなり政略結婚させられてしまう。しかし、その浅井家にも実は特別な事情があり、長政との交流を経て徐々に成長していく。
アニメ及び漫画版では長政といちゃついている(長政を男だと思い込んでいた織田一門は「あ…長政様そっちのご趣味も…」などと思われていた)うちに打ち切られてしまったが、原作小説ではCまで行った挙句いきなり三つ子を孕ませ、良晴を愕然とさせた。
今作ではいるはずの人物がいなかったり、史実での役割が違ったり、一人で複数こなしていたりするキャラクターがいるが、彼はその代表例で、織田信勝、津田信澄、お市の実に三役をこなしている。尚、作中では信勝より信澄に改名してからの期間の方が長い。