プロフィール
| 年齢 | 17歳→20歳 |
|---|---|
| 身長 | 174cm→176cmぐらい |
| 一人称 | 俺 |
| クラス | Dragon Knight→Dragoon→Bronga Knight |
| 使用カード | ジェノサイド |
CVは三浦祥朗（ユグドラ・ユニオン、ユグドラ・ユニゾン）、鳥海浩輔（ブレイズ・ユニオン）
※クラス以外の左側は『ブレイズ・ユニオン』での設定
概要
新生ブロンキア帝国の若き皇帝にして、「焔帝」の異名を持つ武人。
ブロンキア帝国の皇帝は代々魔竜ブロンガの血を受け継ぐものが務めていた。しかしその血は年月と共に薄くなってゆき、先代皇帝の時代までは忌み子として扱われていた。
そのため、何百年に一人の魔竜の血を濃く受け継ぐ者として生まれたガルカーサは幼い頃から虐待を受けてきたのである。
『ユグドラ・ユニオン』の三年前に先代皇帝を武力をもって下し、ブロンガ一族による大陸統一の野望のために侵略戦争を開始する。
他国からしてみれば驚異以外の何者でもないが、先帝の悪政、またガルカーサの圧倒的な武力もあってか国民からは慕われている。
直属の部下に「五頭竜将」と呼ばれる５人がおり、そのうちの一人「緋雪姫エミリオ」はガルカーサの異母妹にあたる。
尋常ではなく高いステータス、全ての武器に対して優勢となる鎌装備、敵ユニットどころか水辺まで走破する移動タイプ竜騎と隙がない。
専用スキル「ジェノサイド」は自分の部隊の命を犠牲に爆発的にステータスを上昇させるものであり、一発で形勢逆転されることも珍しくはない。
たとえ腐った食料でも容赦なく口にする恐るべき精神力の持ち主だが、さすがに後悔せずにはいられない時もあるようだ。
後に発売された『ブレイズ・ユニオン』ではいかにして彼が誕生したかが描かれている。
容姿
とても長くて真っ赤な髪に金色の瞳。
髪の長さといえば、後ろが踵位までで、サイドが腰位まで伸びる。長い。
自分と同じ年齢、年上の男子キャラよりも少し大人びた顔立ち。
体を包む暗紅色と金色の甲冑が少し大きめで、ガルカーサ自身と一マップだけ登場する影武者を並んで見れば、本物の鎧のサイズが合わない。
それでも鮮麗な勇姿。
戦場に赤いドラゴンに乗り、鎌を振りかざす。
※これからは『ブレイズ・ユニオン』のネタバレが入っているため、苦手な方々はご注意ください。
『ブレイズ・ユニオン』におけるガルカーサ
Aルート（正史ルート）だけには彼が主人公のガーロットその者で、「ガーロット」が仮名だと明かされている。
幼い頃のガルカーサが母親に捨てられて父親に虐待されたのは、母親のベアトリーヌが息子の血の力を封印しガルカーサの名前を「ガーロット」と変わり、更なる強い封印がいつか出来上げられるためにロスト・アリエスへと引っ越し家族を捨てた。
父親が妻を失ったのは息子のせいだと思い込んでしまい、それから虐待し始めたらしい。
記憶できないぐらい幼い頃だったガーロットは、元の名前と母親のことが覚えられなかっただけのであった。
過去に受けた虐待や物語の流れに立ち向かう理不尽などの、ガーロットの心に積もったストレスはベアトリーヌがかけた封印を少しずつ食い込んだ。
けれども、ヴェルマンの裏切り・心の支えであった幼馴染シスキアの死という強いトラウマだけが魔竜の力が漏れ出せたのであった。
すべての頼れるものを失ったガーロットはその力を道しるべとし、封印を溶かし革命を果そうと決意する。
例えそのために母親との決着をしなくてはならないとしても、躊躇うことさえ怖がるガーロットは迷いを否定し、意志を貫けるのであった。
「人間でなくなる覚悟」から力が強くなると言われるガルカーサは魔竜の継承者であることを抱くが、最後まで自分を裏切った仲間に手を出さない。
生き残りの幼馴染であるジェノン曰く「元の彼とは別人みたい」が、
ニコニコ動画にあるファンのコメントによると「実は本人は優しいが、ただ行動は敵側に理不尽な不幸をまき散らし続く」。
そしてキャラとしての裏設定を知っていた初代の中の人からの評判は「物凄く…人間的に実はちょっといい人なんじゃないかな」（公式サイトの声優コメントから）。
もちろん、プレイヤーの意見もそれぞれ。
後も『ユグドラ・ユニオン』には最後的に本人曰く「世界をブロンガ一族の手に取り戻す」ことが野望だけれど、『ユグドラ・ユニゾン』には大陸世界を統一完了後は元の理想であった「理不尽のない世界」を果すこととなる。
『ユグドラ』にそう言ったのは、元の理想は時間の流れや受けた酷いトラウマに歪んでしまったか、あの時に心が絶望に砕かれそうだったから魔竜の血に支配され始めたか、二つの可能性もある。
容姿
20歳の時とは殆ど同じだが、こちらは髪が少し短くして、後ろは膝位までで、サイドは肩位まで。
前髪も少しだけ短め。
備考
- 『ユグドラ・ユニゾン』にはよく「天然」と言われる。
新生ブロンキア帝国のオーディオドラマにて、絶望に暴走するルシエナと会って、状況がまったく理解できないガルカーサがたった一言で彼女を優しく慰めると、パタリと解決済みとなる。ガルカーサ陛下マジ天使（魔竜だけれども）。
無謀な行動を取ることにもよる別の意味で天然だが、なんらかの恐ろしい力を持つのが確かな事実である。
ちなみにこのドラマは『ブレイズ・ユニオン』が発売された前に出たから、これこそがファンの皆にとっては、初めて武人でないガルカーサの性格を見る機会であった。
- その天然調子に乗って、『ユグドラ・ユニゾン』と『ブレイズ・ユニオン』には、TO EATなアイテム台詞・装備条件に色んな食事ネタが込んでいる。
腐ったドゼウでも平気に食べられるガルカーサだが、『ブレイズ・ユニオン』で芽生えたプロテイモとスイートベリーを食べる時だけには後悔せずにはいられないようだ。
それ以上、ドラゴンステーキと牛乳系アイテムについては、
17歳のガルカーサにとってドラゴンステーキはOKで牛乳嫌いせいで牛乳ミルクとチーズは装備でもできないが、
20歳のガルカーサにとってドラゴンステーキはNGがむしろ牛乳系アイテムが大好きになった。
成長の証拠とは言えるだろうが、そのドラゴンステーキの件についてどうなったのだろう…。
- 赤いもの全部が大好き。例え（食事台詞によると）大嫌いな苺でも、士気回復でガルカーサにあげると嬉しくもありがたく受け取ってくれる。
- 初めて登場したゲームは伊藤真一氏の1996年に作ったものため、ガルカーサとそこで一緒に登場したネシアはD.H.E.年長組となっている。
ちなみにこれは伊藤氏がSTING会社に加入した二年前で、そのゲームは『ユグドラ・ユニオン』のβバージョン的なものであった。もっと詳しくは『Dept. Heaven Episodes World Guidance』公式設定資料集本に。
関連イラスト
