チェンジ(アンデラ・UMA)
ちぇんじ
概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』で、世界の理(ルール)「変化」を司るUMA(ユーマ)。
そして絶対理(マスタールール:不朽の理に制定された万物の一つ)でもある高位UMAの10体「上位十理(じょういじゅうり)」へ抜擢された1体。
異空間「マスタールーム」にある円卓では3席へ着く。
プロフィール
席次 | 第三席 |
---|---|
司る理 | 変化 |
対応する否定能力 | UNCHANGE-不変- |
器となる否定者 | ジーナ=チェンバー |
外見
絶対理(マスタールール:不朽の理に制定された万物の一つ)として絶対的な実現力があるためか、初登場から完全態の姿(フェーズ2)で顕現している。
派手な格好をした女性型UMA。
まるで日本のバブル期みたいな妖艶衣装(ボディコン)、手にはファー付きの扇子を持っている。指先には鋭い爪。
2色に別れた毛髪(ツートンカラー)、頭部に在る変n…もとい螺旋状の部位×4本が生えているのも特徴。
ギラついた悪い目つきをした美顔。常に不機嫌そうな表情を浮かべている。感情が高ぶると肉食獣のような縦瞳孔にも豹変する。
UMA像
一人称は「私」の上位UMA。
女王様のようなドS。下手に関わると大変な目へ遭ってしまう危険存在。
上位の列席者にも態度は変わる事なく、容赦ない暴言を浴びせる程に口が悪い。
このように面倒な性格もあってか、状況の事変で不要な関わり合いを避けられるのも屡々。上位十理たちの会話を俯瞰すると、UMAチェンジのキツイ性格でも無視される、変な気遣いをされない雑な対応をされている落差(ギャップ)がある怪物(UMA)。
能力
「変化」を司る超常存在から自他の形などへ作用する異能を持つ。
まだ本格的な戦闘前でも、千変万化な実力の片鱗をみせている。
自己の肉体変異
任意に自己の身体を変身できる。腕部を刀剣や巨大な刃物へ変え鋭利な物理攻撃を見舞う。
備考・余談
UMAチェンジの頭部にある特徴的な部位。これは遺伝子の説明とかで、誰しもイメージ像は視たであろう螺旋物「デオキシリボ核酸」と分かる。
生き物の体組織、とかく生物的な情報(DNA)を保有する組成物。他と交配する事で進化する重要な要素である。転じて人や獣、生物が適応変化(せいちょう)し続ける象徴ともいえる。
本作「アンデッドアンラック」で「変化」を司る超常存在として、UMAチェンジの最適な要素で練られた意匠(キャラデザ)なのだろう。