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編集者:腐ったキノコ
編集内容:少し文章を校正

概要

グラニュートの生体器官・ガヴから伸ばす舌で捕縛・圧縮された人間が変化する、舌のような赤い帯が巻き付いた飴細工のような端のアクリルスタンドを思わせる物質。

ギザギザした側面は複数の色(確認できるのは赤・黄色・青・緑・黒の5色)が存在しており、更に細分化されて納品される。

なおヒトプレスにできるのは純粋な人間のみで、グラニュートとのハイブリッドであるショウマは舌を巻き付けられてもヒトプレスにならない。

その開発にはニエルブ・ストマックが関わっているのか、彼によるグラニュート怪人の生体改造によって実用化に至っている。

酸賀はこれを「(人間の技術で言うと)フリーズドライに近い」かつ、絆斗の「これに加工されず直接拐われた実母」も含めて「比較的最近確立された技術かもしれない」と見立てている。

ストマック社に闇バイトとして雇われ人間社会に潜伏するグラニュートの手でヒトプレスへと圧縮された人間は、エージェントに引き渡される形でグラニュート界へと収集され、ストマック社に納品され闇菓子製造工場にて闇菓子のスパイスたる幸福感情のみを搾取される。

上記プロセスによる加工を経た後のヒトプレスは白い残骸となり、素手で握り潰せる程度にまで脆くなっているだけでなく、中身の人間も帯から滲むほど血を流していることから、ヒトプレス状態で外から力を加えることは中身に深刻なダメージを与えることが示唆されている。

幸福の抽出前後に関わらず、帯を切らずにヒトプレスを破壊してしまうとその人はに至ってしまう(実際に井上みちるがこの方法で肉体を破壊されている)。

この時点であれば帯を切れば元の姿に戻せるが、帯は固いため常人の力では切れず、ショウマは中身を割らないよう毎回ガヴガブレイドで丁寧に切ることでヒトプレス化を解除している。

なお本編中でのヒトプレスへの圧縮は、舌を巻きつけられた人間が抵抗どころか認識する間もないほどほんの一瞬で完了するレベルに至っており、圧縮された人間は意識もなくなりヒトプレス状態の記憶は一切残らない。

このためもともと幸福に満ちた人間のみならず、瞬間的に幸福の感情が高まったタイミングを狙って圧縮することで、良質な状態を長期間保っての確保が可能となっており、このテクニックをマスターし良質なヒトプレスを納品できるバイトは、質の悪いバイトよりも多い報酬を獲得している。

それ故に、ヒトプレスの状態から解放した人間にガヴが「バケモノ」と呼ばれる理由となっている(解放された人間にとっては気付いたら全然違う場所にいた上に、目の前に異形の人物がいたら思わず「バケモノ」と叫んでしまうのも無理はない)。

ショウマや絆斗の当面の目的は事実上 「グラニュートからヒトプレスをストマック社に納品される前の奪還」 になっているが、一方でその裏では多数のグラニュートにより人知れずヒトプレスが製造され、納品されている実態もあるのが現状である。

余談

センシティブな作品
  • その形状から「どう見てもアクスタにしか見えない」としてネタにされ、有志の間では実際に好きなキャラクターや活動者などのアクスタに赤リボンを巻いて再現する者が続出した(あくまでも、上記のイラストはイメージ)他、グラニュートのバイトになりきる遊びが流行っている(実際バイトの人間態はガヴさえ隠してしまえば人間にしか見えないのでなりきり度の敷居は低い)。
    • これに関しては公式が「アクスタを意識して作っている」と明言している。

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