概要
モンスターバースシリーズに登場する怪獣(タイタン)の一種で、学名はタイタヌス・アバドン(Titanus Abaddon)。
初登場は第3作『キング・オブ・モンスターズ』だが、公開時は名前のみの登場で正体不明の怪獣だった。
2024年発売予定のゲーム作品で、第4作『GODZILLAvsKONG』の後日談を描いた『Kong:Survivor Instinct』にて敵怪獣として登場し、コングと激突する。
名前の由来である堕天使・アバドンがイナゴ(バッタ)と深い関わりを持つことから、昆虫など節足動物に似た姿ではないかと、ファンの間では推測されていた。
『Kong:Survivor Instinct』のトレーラーで明かされた姿は、頭頂部が人間の髑髏に酷似した形状の巨大な蜘蛛という異形の姿であることが判明した。
能力は蜘蛛らしく糸を張って狩りや戦闘に利用する。また、人間大のサイズの小型個体もゲームでは登場するが、アバドンの幼体なのかは現時点では不明。
元々はアメリカ・ワイオミング州にあるデビルスタワーで休眠していたところをMONARCHに発見され、監視のために第77前哨基地が設置された。だが『キング・オブ・モンスターズ』にて偽りの王・ギドラの呼びかけによって世界中で休眠していた怪獣達と共に覚醒、前哨基地から脱走すると、周辺都市を破壊した。
余談
- 休眠場所だった第77前哨基地の由来は、デビルスタワーをロケ地の一つとした映画『未知との遭遇』の公開された1977年からとされている。
- 同年に公開された東宝映画『惑星大戦争』や『極底探検船ポーラボーラ』も候補に上がっている。