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編集者:ritsunkmr37
編集内容:戦闘機パイロット

「運動エネルギーとは砲弾の初速の二乗と質量の積、砲弾が早く重くなればゴムであろうが貫ける!!!」 

概要

TVスペシャル『ハンドアイランドの冒険』のヴィラン。

海軍本部准将で、新世界の島ハンドアイランド近隣にある海軍基地の司令官。

顔の右半分が黒く塗られ、作り物のを右腕に着けた奇妙な風貌が特徴。

身長はルフィの倍以上(千巻の設定画より)。

 

ハンドアイランドは“白ひげ”ことエドワード・ニューゲートのナワバリとして守られていた島だが、彼の死による白ひげ海賊団の弱体化で保護から外れてしまい、海軍は島の防衛のために基地を設営し、司令としてビリッチを派遣していた。

しかしビリッチはハンドアイランドの優秀な職人達に「島の守備のため」と偽り基地に巨大砲を設営させると、その大砲を使いハンドアイランドの町に砲撃して島民達を恐喝し支配者となっていた。

 

プロフィール

本名ビリッチ
通り名無し
肩書き准将
標語不明
悪魔の実無し
出身地不明
主な部下不明
CV龍田直樹

能力

ハンドアイランドの職人に作らせた様々な兵器で戦う。

悪魔の実の能力や覇気は持っておらず、完全に兵器任せとはいえ、戦闘力はかなりのもの。

中でも「エリザベート」は彼の切り札とも言える武装であり、六式」を凌駕する速度と対能力者用の砲弾でギア2ルフィをも追い詰める。

また「」を凌駕する速度のエリザベートに搭乗しつつ同じ剃の速度のルフィを決して見失わない動体視力や、武装色のみならず見聞色の覇気を使うルフィの攻撃をかわしつつ的確に砲撃を命中させ続けるという、戦闘機パイロットの如き高速戦闘を繰り広げられるなど、本人の能力にも光るものがある。

 

もう一度言うがビリッチ自身は覇気を使えない。ただこの様子を見る限り素質くらいはありそうなので、見聞色の覇気なら体得できるんじゃなかろうか。

性格

大将になろうという野心を持っており、億越えの賞金首を捕えて自らの功績にしようとしている。また大将"黄猿”を尊敬し基地に彼の肖像画をかけている。

「能力なしで大将になってみせる」「能力者だけが強者ではない」などのセリフからもわかるとおり、能力者ではないことにこだわりを持っている。

 

とはいえ性根は卑劣で傲慢な悪党であり、殊勝な心がけの一方で人間性にはかなり問題がある。

活躍

島の権力者として好き勝手職人達をこき使い、海軍基地の増強を行っていたビリッチだったが、とうとうその悪行が本部に感づかれ、補給艦の責任者を装わせコビーヘルメッポが基地に極秘査察でやって来ることになる。また、それと並行して、ひょんな事からやってきた麦わらの一味を自身の出世のため捕らえようと戦いを仕掛け、しまいにはハンドアイランドへの無差別砲撃にまで踏み切った(これにより全島民から怒りを買った)ため、ビリッチの安定した独裁生活は一気に崩れだした。

その結果、裏切ったハンドアイランド出身の海兵・ヘジスにより大砲は暴発させられて基地は半壊、一時はエリザベートやビッグコマールといったメカ兵器を使い一味の船長モンキー・D・ルフィを追い詰めるも「ゴムゴムの象銃乱打」で返り討ちにあいエリザベートを破壊され気絶。

その高圧的な態度もあって配下の海兵たちからも嫌われていたらしく、速攻で見捨てられた挙句に身柄も査察を行っていたコビーとヘルメッポに引き取られてしまい本部に連行されていった。

なおこの時尊敬する黄猿が駆けつけたが、それはあらかじめジエゴに作らせた蝋人形でありビリッチを騙すためにコビー達が用意したものである。偽物とは言え尊敬する黄猿に見捨てられる形になってしまったのは皮肉。

余談

ワンピースにおけるこの手の「海軍の恥」的な悪徳将校(ネズミやネルソン、シェパード、ガバナー等)は序盤に登場したモーガンを除き全くの無能である事が多いが、兵器頼りとはいえ階級に見合う以上の強さも持っており、異色なキャラクターと言える。

ちなみに本部中将のポジションに属する段階でも高度な覇気の習得が絶対条件であるようで、例え彼がルフィを倒して本部に功績を認められたとしてもよくて少将か、何かしら理由をつけて保留にされたのではなかろうか。

関連タグ

ONEPIECE エピソードオブルフィ 海軍 やりがい搾取 ブラック企業

 

カポネ・ベッジ:CVの龍田は元々ベッジ役で出演しており、海軍と海兵という相対する立ち位置を演じたことになる。 ちなみにベッジは西の海のギャング(マフィア)から海賊に転身したため、悪徳将校のビリッチと違って最初からならず者であった。

編集者:ritsunkmr37
編集内容:戦闘機パイロット