概要ッショー!
CV:銀河万丈
『ドラえもん』シリーズに登場するキャラクターで、ドラえもんズの宿敵であるマッドサイエンティスト。
ドラえもんズシリーズ3作(『怪盗ドラパン謎の挑戦状!』、『ドキドキ機関車大爆走!』、最後の1作はセリフなしの『ゴール!ゴール!ゴール!!』だが)で悪役を務めた。
目的は世界征服で、そのために親友テレカのテレパス能力を応用して世界中のロボットを洗脳しようとしたり、エネルギー供給所からエネルギーカプセルを奪取したりなど、手段は選ばない。
「~っしょ」という、北海道の方言のような口癖や大掛かりな手段を使う割に間が抜けているなどどこか憎めない面を持つ一方、罪なき少女ミミミを人質に取ってドラパンに言うことを聞かせる(しかも首輪で拷問までしている)など非情な手段も辞さない、典型的なマッドサイエンティストである。
『ドキドキ機関車』『ゴール!ゴール!ゴール!!』では覆面をつけた手下が複数登場した。
目玉の模様が入った巨大ロボットがお気に入り。
名前の由来はアメリカのSF作家のアイザック・アシモフと思われ、ロボット三原則を提唱した人物として知られる。実はアチモフの行動は三原則のいくつかと符合している。
まず第一条には「ロボットは人間の危機を見過ごしてはならない」とある。アチモフは登場するたびにミミミやロビンなど、そのエピソードのゲスト(主に人間の女の子)を人質にして、ドラえもんズが救出の為に行動する展開になる。(※アチモフ以外の人間が登場しなかった『ゴール!ゴール!ゴール!!』のみ違うが)
次に第二条には「ロボットは人間の命令に従わなければならない」とある。『怪盗ドラパン謎の挑戦状!』にてアチモフは世界征服の手段として世界中のロボットの支配と言及され、つまり命令権限を自分1人が独占したいと考えている。ドラえもん世界ではロボット達にも一定の自由や権利が保障されているので、一方的な支配はその理念に反する。
念の為に、ドラえもんズが人質救出に動くのは彼らの自由意思に基づいた行動であり、規則だからではないとは留意しておこう。そもそも彼らの個性や言動は厳密には三原則から逸脱したものも多く、三原則が前提なら個性を持つ事がありえない事になってしまうから。あくまで作品に対する隠し要素、それもアチモフが関与した場合限定のイベントと見るべきである。
関連項目ッショ!
大魔王デマオン:声優繋がり。