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ブレークダウンの編集履歴

2012-11-24 11:20:17 バージョン

ブレークダウン

ぶれーくだうん

ブレークダウンとは、戦え!超ロボット生命体トランスフォーマーおよびトランスフォーマープライムに登場するキャラクターの一人である。

G1初代


CV:難波圭一

ランボルギーニ・カウンタックLP500Sに変形。


デストロンの一部隊スタントロンの一員で、斥候として描かれていた。

機転は利くが自意識過剰気味である。

2010のエンディングテーマ「What's you?」のサビの部分「自意識過剰のブレークダウン」が有名だろう。


合体兵士「メナゾール」に合体する時は右脚に変形するが、スクランブル合体システム

備えているためモーターマスター以外の3人と同様に他の部位にも変形できる。


その他

玩具シリーズ「G2」にて他のスタントロンと共に派手なカラーに塗装されたリペイント品が

発売される予定だったが、諸般の事情で中止になってしまい、

後に米国のイベント「ボットコン」(Botcon)にて彼だけが限定販売された。


アニメイテッド

「ボットコン」にて展開されたアニメイテッドの後日談

"The Stunticon Job"にて登場。他のスタンティコン(スタントロン)メンバーと共に

捕らわれのメガトロンを脱獄させるために送り込まれた。相当の不幸体質。

限定販売された玩具は、同シリーズのロディマスの仕様変更品。


プライム

壊すのだ~い好きぃ、ウォーブレークダウーン!


CV:伊丸岡篤

青いMRAP(耐地雷待ち伏せ防護車両)風の装甲車に変形。

アメリカ版ではブレークダウンという名称だが、日本語吹き替え版では商標の問題か

ウォーブレークダウンと変更されている。ただし先行してアメリカ版を観ていたファンが多いせいか、

ノックアウトと同様にアメリカ版の名称で呼ばれる場合が多い。


実力

ディセプティコン屈指のパワーファイターで、その名の通り物を壊す事が大好き。

日本語版ではこの設定に則って、攻撃時に「壊すのだ~い好きぃ、ウォーブレークダウーン!」

という口癖が加えられた。

両腕をハンマーに変形させることができるほか、左肩にエネルギーキャノンを搭載し武装している。

このエネルギーキャノンからはビークルモード時にはミサイルを発射できるようだ。

初代から設定を引き継いだためか、肩書きは偵察兵となっている。

しかしその見た目は限りなくマッシブなものとなっていて、隠密性や機動性に欠け、

どう見ても偵察兵ではない。

これについては、後述の因縁によってバルクヘッドと渡り合うために改造を施した結果手に入れた肉体、

という事になっている。元は小柄なトランスフォーマーだったらしい。

(実際、プライムと基本設定などの世界観を共有し、サイバトロン星時代の戦いを描いた

海外のゲーム"War For Cybertron"(日本未発売)における

サイバトロン星時代の彼の姿は小柄である)


闇医者であるノックアウトの助手として、瀕死のメガトロンを治療するために

スタースクリームによって呼び寄せられた。が、劇中ではもっぱら切り込み隊長のような活躍を見せている。

北極での戦闘では飛行能力が無いにも関わらず、高度100m以上を浮遊していたと思われる

戦艦ネメシスから空中ダイブし、障害物のない地上を猛スピードで走行する

バルクヘッドアーシーの行く手を地面との激突で阻むなど(本人には傷一つなし)、

大胆不敵としか言いようのない戦法をとった。

医療行為に際する助手というよりはノックアウトの助手(雑用、世話係とも言う)であり、

戦闘の苦手なノックアウトの護衛などが本来の仕事のようだ。

また、ノックアウトやメガトロンの体を磨くなど、医者の助手というよりは自動車工のような

作業をしている描写がある。


オートボットのバルクヘッドとはライバル関係にあり、ブレークダウンの戦闘シーンのほとんどは

バルクヘッドとの対決場面である。状況によって両者ともに圧倒し圧倒され、を繰り返している。

だが、どういう経緯でバルクヘッドとの因縁関係を持つに至ったかは依然として不明。

ちなみに日本版のアイキャッチと玩具パッケージにおけるステータスでは、バルクヘッドが

  • 体力10
  • 知力5
  • 速度4
  • 耐久力9
  • 地位6
  • 勇気8
  • 火力7
  • 技能5

なのに対し、ブレークダウンは


  • 体力9
  • 知力4
  • 速度4
  • 耐久力9
  • 地位4
  • 勇気7
  • 火力6
  • 技能5

と、お互いに似通ったタイプである事、バルクヘッド側に主人公サイドの性能補正がある事を

考えても単体としてかなりいい勝負をしている事がわかる。


性格

性格は豪快かつ粗野で、頭に血が上りやすい。

人間、トランスフォーマー見境なく攻撃を仕掛ける筋金入りの乱暴者で思慮に欠けるが、

バルクヘッドを見つけるなり傍らにいたミコに攻撃することで動揺を誘ったり、

18話では初めて目にした超兵器ウルトラマグネットを使いこなすなど、

狡猾であり戦闘に関してはある程度頭が切れることが分かる。

しかし、ノックアウトがサボっている間に植物状態のメガトロンにグラインダーで

バフ掛けをしていたりなど真面目な一面があったり、相棒のノックアウトがスタースクリーム

お仕置きを受けた時はお茶の間の子供たちに「イジメはダメだぞぅ!」と忠告したり

18話では凧の歌を口ずさんだりとお茶目な面もある(セリフのくだりに関しては日本語版のみ)。

自身がオートボット達をおびき出しておきながらボディに傷をつけられかけたという理由で

彼を見捨てて早々に撤退したり、相棒であるはずの彼が誘拐された回には登場すらしない。

ノックアウトに常についていくのも、ある意味でかなり心が広い…といえるかもしれない。

(※ただし彼も戦闘中に誤ってノックアウトを吹き飛ばしたり殴り飛ばしたりしている)


日本版出演おめ!

しかしいいコンビ。


※以下重大なネタバレ


バルクヘッドとは長年のライバル関係でありながら、16話でテロ集団M.E.C.H.(メック)に拉致された際に

彼に助けられ恩義を感じる(1話限りだが)など、なかなか義理堅い面もある。

なお、同話にてM.E.C.H.に解剖(解体)されかかった時に右目を失ったため、

その前後では見た目が若干異なる。(右目にアイパッチのようなプレートが追加)

無題


その他

先述の16話ではM.E.C.H.のアジトから逃げ出した時にスタースクリームに露骨に恩を着せられたり、

メガトロンにはこの件での失態を咎められ、スタースクリームに次いで直々に罵られたり

18話からはエアラクニッドとの絡みもあったりと、

宿敵バルクヘッド以外との関わりも多いキャラクターである。


メガトロンが連れてきたオライオンパックス(オプティマスプライム)に飛びかかるなど、

ディセプティコンではサウンドウェーブに次ぐメガトロンへの忠誠心の持ち主だが、

その忠誠心が報われる事はなかなかないようだ。


また、作中では数少ないビーコンとの会話があったり、その中に地味にエアラクニッドに

想いを寄せるような事を匂わすセリフがあったり、「ビーコンさん!ヤっちゃってください!」などと

指示を出したりする。

ビーコンは部下というより同僚として見ているらしい。


しかし、合成エネルゴンで強化されたラチェットに挑んでフルボッコにされたり、

スタースクリームに代わって参謀クラスの座を手にしたノックアウトに比べ

登場シーンが極端に少なくなったりなど、不憫体質が板につきつつあった。


そしてついに33話にてインセクティコンを支配下に置いたエアラクニッドの罠によって

全身をバラバラにされ惨殺されるという、クリフジャンパーに並ぶ凄惨な末路を辿る。

彼の遺体はM.E.C.H.に実験材料として回収され…



玩具には「アームズマイクロンシリーズ」として、サイ型ロボットからハンマーに変形する

アームズマイクロン「ザム」が付属する。

更にサイラスがブレークダウンと一体化した「サイラスブレークダウン」も後に発売され、

肩書きも「M.E.C.H.司令官」となった。

付属するアームズマイクロンはクロー(爪)に変形するカマキリ型の「マギ」で、

腹部を開くとボディと一体化したサイラスが確認できる。

日本版限定仕様?違うね、ブレークダウン自体が日本限定だ!

このため海外のファンは円高の煽りをモロに食らい、阿鼻叫喚の様相を呈している。

ちなみに海外版仕様の発光ギミックを仕込む余地が設けてあるなど、タカラトミーには

アメリカでも売る用意があるようだが、不況による影響でコストダウンを推し進め、

少しでも無駄を省きたいハズブロとしては全くそのつもりが無いらしい。

(その割には劇中未登場の製品もいろいろと出しているわけだが)


関連イラスト

自意識過剰のブレークダウン~♪たち

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バルクヘッド メガトロン ノックアウト エアラクニッド スタースクリーム

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