概要
勝利の女神:NIKKEに存在する地下都市。
およそ1000万人が住んでおり、厳格に管理された人類最後の生存地である。
管理社会のため、市民にとってはユートピア的な部分があるが、プレイヤーからすればディストピアに見える部分が多いものの、地下で限られた資源で生活をしている以上はやむを得ない部分もある。
アーク上層部が把握している限りでは、『地上には一人の生存者もおらず、人類が生存する最後の場所』と言う認識となっている。
元々は核戦争が起きる事を見越して建設していたバンカーで、ラプチャー襲撃が起きたため地下都市へ用途を変更したとされている。
建設には三大企業ミシリス・インダストリー、エリシオン、テトララインが関わっており、三大企業が絶大な権力を手にする一因となった。
また、アークの候補地は一か所だけでは無く、複数個所で資材が集められ建設が試みられていたが、ラプチャーの襲撃を受けて壊滅している。
これらの場所を『ロストセクター』と呼んでおり、集積された多数の資源や技術的な遺物が残されているため、これらの奪還・回収も指揮官とニケたちの任務となっている。
ラプチャーが侵攻した際にアークに移住するための抽選が行われ、抽選に当たった者のみがアークへ住むことを許された。
アークの抽選券は時に奪い合いとなり、殺人事件が発生したとも言われている。(生きるか死ぬかの時なので、起こりえる事例であると言える。)
募集数は不明で、抽選確率も不明だが、仮に現在の世界人口を元にするのであれば、
約『0.12%』と言う確率となる。
※世界人口を81億1900万人とし、募集数が1000万人と仮定した場合。
もっともラプチャーの襲撃で人口は急減している可能性もあり、その場合は確率はもっと高くなる。
このアークへの移住はギリギリまで伸ばされたが、ラプチャーの侵攻が激しさを増したため、入り口は閉じられる事となった。
これらは『アークガーディアン作戦』としてゴッデス部隊を動員して実行されたが、ゴッデス部隊は全員死亡したと言われている。
構造
地下深くに位置しており、この100年ラプチャーからの侵攻を受けてこなかった人類最後の砦である。
地上に出るためのエレベーターは1000基ほどあり、許可無しに人間が地上に出る事は出来ない。
これは、指揮官とニケも同様で、任務があって初めて地上へ出るのを許可される。
周囲を防護壁で囲っており、ラプチャーや侵食されたニケは検知されて弾かれる。
市内には自立兵器やタレット等の防御機構を備えている。
アークを統括するAIのエニック曰く、ヘレティック2体の侵入は最悪の事態と推定されているため、ヘレティック2体が来るとどうにもならない模様。
一方で、ヘレティック1体位であれば、撃退、もしくは討伐が可能とも取れる。
ヘレティック2体が来ると最悪の事態と言う事だが、敵対しているヘレティックは現時点で5体おり、更には無数のラプチャーも計算に入れるとアークが持ちこたえられる確率は0%と試算されている。
また、防護壁から外は市内では無く、アークの法が適用されないスラム「アウターリム」となる。
広さは現実のソウル特別市と同じくらい。(2周年インタビューより)
拡張計画が実行された事もあり、初期と現在では広さは違うのはほぼ確実である。
深さは不明だがアークの上空4㎞でエレベーターを撃墜した事件がある事から、4㎞以上の深さがある物と推察される。
電力は大規模なジェネレーターがあるとされるが、それでも全域を賄うにはやや不足気味の模様。
現在はミシリス・インダストリーのエレグとトロニーが開発したコンバーターで解決したが、これ以上電力が増加した場合、再度手立てを考える必要がある模様。
どうやら元の動力源は色々とヤバいものらしいがストーリーでその正体は明言されていない。
エターナルスカイ
アークの上部を覆うモニターを『エターナルスカイ』と呼ぶ。
これは、上部を隙間なくモニターで覆った物で、疑似的な空を再現している。
青空もあれば、曇り空、夜……と言った各種天候を再現している。
これは、地下都市での生活でストレスを軽減する効果があり、地下でありながら地上を感じる事が出来る重要な構造物である。
アーク内部では、このモニターと連動して雨天にすると言った天候も再現しているため、アーク市内では雨の日が設定されている事もある。
これらの天気は天気予報として告知されている。当然の事ながら的中率は100%である。(正確には天気告知である。)
モニターである事から、かつては企業が数分程度の広告を出したことがあったが、本当の空で無い事を思い出してしまい、精神が不安定になる人間が続出し、自殺者が増えた事から現在はエターナルスカイに広告などを流す事は無い。
一方で、エターナルスカイに回す電力がカットされる様な事態はアークでも高レベルの緊急事態を意味している。
この時は先に民衆を全員シェルターなどに避難させてから、エターナルスカイの電源をカットするなど、最大限の配慮を行っている。
市内
計算された建造物と計算された道路等で出来ており、各種の店やロイヤルロードと言う高級ショッピングモールなどが存在する他、カジノと言った娯楽施設も存在する。
人間が生活するには不便は無く、基本的にアーク市民はここで生活を行っている。
アークの市民である限りは生活は保障される物の、身分を証明出来ない場合はアークを追放される事になる。
(主にアウターリム)
交通網はインフィニティレールが運航するAXZで行われている他は、富裕層が所有する車がわずかに走っている。
ちなみにAZXは無料である代わりに車内はエリシオンの広告で埋め尽くされている。
ペットに関しては所有が厳しく制限されており、みだりに飼う事は出来ない。
そのため、ペットを飼うと言う事は一種のステータスとなっている。
市内ではA.C.P.Uと言う警察機構が設置されており、日夜アークの交通整理や治安維持を行っている。なお、A.C.P.Uは「ARK CENTRAL POLICE UNIT」の略。
また、アークガーディアン作戦で死亡した伝説の部隊ゴッデス部隊を称える勝利の女神像が公園に建設されており、市民の憩いの場となっている。
食生活
アークの食事は全て「パーフェクト」と言う漆喰の様な固形物から構成されている。
完全栄養食品と呼ばれており、このままだと味は無く食感も悪いが、味付けや香りをつけて加工する事でアークの食卓に並んでいる。
液体状のジュースから、ハンバーガー、コロッケと言った様々な料理を再現出来るが、以前のような味付けには届かない。
また、当然ながら生鮮食品の再現は難しい様で、「果物」と言えば、それっぽい味付けと香りの「コップに入ったぐにゃぐにゃした物」と言うイメージになっている。
農地を作れないアークの主食となるべく開発された物で、アーク建設初期から活用されている。
原材料は不明だが、地上で採取されているとの事。
アーク1000万人分の食料の確保が必要なため、人類が指揮官とニケを運用し地上に出る重要な任務の一つとなっている。
アークでも僅かに本物の果物などはあるが、非常に高価。培養肉ですら高価であり一般の指揮官の給料では手が出ない程に高い。
そのため、地上で見つけた果物などは秘密裏に持ち出せば高額で売る事が出来なくは無いが、アークでは地上の物を許可無く持ち込む事は不可能である。
(ただし、前哨基地に持ち込む事は出来る様で、指揮官が地上で採ったリンゴをニケに分けたりしている。)
認識チップ
市民であることを証明するためには「認識チップ」が必要となっている。
この認識チップが無いと、身分証明はおろか、アークのインフラを使用する事すら出来ず、なんと金銭の支払いすら出来ず、市内で生きるのは不可能となってしまう他、認識チップの無い人間は市民の資格が無い「アウトロー」と判断され、拘束および射殺の可能性すらある。
認識チップは体内に埋め込まれており、大抵は首のあたりに埋め込まれているが、これは抜き取る難易度を上げるためで、抜き取るには殺す可能性が出てきてしまい、奪い取るのは手間である。
死体から認識チップを剥がし、初期化して埋め込む事でアウターリムの人間がアークに入り込むことが出来るようになる。
一方で奪われた認識チップはブラックネットで違法チップとして売りに出されている事があるが当然取締りの対象である。
チップに値段をかける風習があった時代もあり、チップの値段によって「ロイヤル」と「フォーマル」に区別されていたこともあるが、中央政府が公式に設けたものでは無い。
しかし、このロイヤルとフォーマルと言う身分的な物はアークに根付いている。
重罪を犯すとチップを剥奪される事があり、当然これは市民権の剥奪であり、アウトローになると言う事である。
追放されて行きつく先は、アウトローが集うアウターリムか、密航の様にエレベーターによって地上に行くしか無いがどちらも生きていくには困難であるため、実質死刑宣言に近い。
軍事施設・政庁
中央政府があり、この中央政府がアークを統括している。
軍も中央政府に属しており、副司令官が合計5人。更にそれを統括する総司令官がいる。
士官学校もあり、60年前に新星と呼ばれた指揮官の提言によって設立された。倍率は100倍と言う難関であるが、軍略などは教えず、精神論を主軸とした促成栽培的な教育が行われている。なお提言した人物は、自分が残したものは全て形骸化してしまったと嘆いている。
M.M.R.(Missilis Military Reserch)という施設もあり、ミシリスの技術提供を受けつつ、中央政府が運営している。主にアークの兵器開発や研究、ラプチャーの研究も行われている他、別の部隊と組んでアークに起きてる諸問題を技術的にサポートし解決する事も行っている。
軍に関連する施設では、ニケの戦力測定を目的とした三大企業が建設した「トライブタワー」があり、ニケの純粋な戦力測定から、企業ごとに分けたニケの戦力測定も行われている。
ミシリスとエリシオンのタワーは機密情報として他の企業のニケが入れないようになっているが、テトラタワーに関してはマスタングが、自社のニケが輝けるようにあつらえた物で、ミシリスとエリシオンのニケも美しいが方向性が違うと言う理由でテトラ製のニケのみが入れる。なお、イングリッドにも極秘にアンダーソン副司令官がピルグリムの情報を取るためと言う理由でピルグリムタワーが存在する。入口も極秘で管理は全てアンダーソン副司令官が行っている。
更に問題のあるニケを収容する更生館が存在する。これは、アーク内で不正や重罪を犯した人間やニケ、そして思考転換が疑われるニケたちが投獄される場所。食事は粗悪、アークを想起させる物は持ち込む事が出来ないと非常に厳しい。一方で、問題はあるが能力としては優秀なニケを投獄しておき有事の際に使用すると言う側面もある。また、地上から未知の病を持ち帰ってしまった指揮官も隔離のため収容されるケースがある。
前哨基地
地上とアークの中間地点には前哨基地と呼ばれる場所があり、指揮官が駐在した上で独自に発展させる事も可能である。
本来は地上で発見した物資を集積し、効率よくアークへ送ると言う、「アークの二階」的な場所を想定していたが、ラプチャーが侵入してくるため、その計画は頓挫してしまった。
一方で、それらの計画があったためか、天候システムなどはアークと連動している。
プレイヤーが駐在する前哨基地は最初は何もない更地同然の場所だが、工房や警察署の他、玩具屋やカフェ、遊園地まで建設する事が可能である。
(何故基地にこんな物を?と思うが、まあ役に立っている事もある。)
ここにいるのは指揮官以外は基本ニケのみである。なお、外周部分では不定期に小型のラプチャーが襲撃しては駐在するニケに撃破されている様子を見る事が出来る。
一応、指揮官は懲戒と言う名目でここに来たが実際は余計な事をする奴らから遠ざけるための方便である。
なお、基本的には指揮官以外の人間はいない場所であるが、遊園地がある事と、範囲としては丁度良かったためにクリスマスイベントの会場としてアークの市民に2週間のみ解放されたことがある。
建設物は以下
建築物 | 説明 |
---|---|
コマンドセンター | 指揮官が駐在し、寝泊りする場所。シャワーや冷蔵庫などがあり、カウンターズや所属するニケたちが入り浸る事もある他、面談を行う場所でもある。 |
エレベーター | 地上と前哨基、アークを繋ぐエレベーター。たまに故障するのが困りもの。モデルナンバーは『GQWRA-01249』。たまに怪奇現象が起きる怪談の発生場所でもある。 |
観測所 | 前哨基地に近づく敵を察知するための場所で、スカウティングのメンバーが駐在している。 |
ショッピングモール | ニケたちの購買意欲を刺激する物で溢れたショッピングモール(外観的には百貨店に近い)。主にタレント部隊のニケたちが所属している。 |
遊園地 | 大観覧車が特徴のにぎやかな遊園地。クリスマスのイベントで二週間、アークの市民に開放された事がある。 |
病院 | ニケでも人間でも癒してくれる病院。セラフィムが駐在している。 |
裁判所 | トライアングルのニケたちが駐在する場所で、荘厳な雰囲気がある。 |
警察署 | A.C.P.U.が駐在する場所で、前哨基地の治安と安全を守っている。牢屋もあるが、ほぼ毎回空っぽで犯罪者体験会をやっていたりすることもある。 |
図書館 | 様々な本を蔵書している図書館。リコール&リリーズやM.M.R研究員などが所属している。ここでも何故か怪談が発生する。 |
ホテル | ニケたちが利用出来る高級ホテルだが、何故か従業員はいない。が、食事などのルームサービスは完璧。実はシージペリラスの駐在場所……なのだが、たまに怪談じみた出来事が起きる場所でもある。特にシャワー室を利用してはいけない。 |
発電機 | 前哨基地の電力を賄う巨大な発電機。主にメティスのメンバーが駐在している。 |
鉄道駅 | 駅のみある状態で、アークとも地上とも繋がっていない鉄道駅。インフィニティレールのメンバーが駐在している。 |
劇場 | マスターハンド、プリマドンナたちが駐在するオペラハウスの様な荘厳な劇場。USBに映像データを入れた映画を上映する事も出来る。ここにも何かいるらしく、怪奇現象が起こる。 |
ブティック | アンリミテッド部隊が所属するブランド品が集うブティック。 |
カフェ | カフェ・スウィーティーが運営するカフェ。なおコーヒーは自販機のコーヒーだが、ニケ用に調整されているため不思議と美味しい。 |
モダンバー | お酒を楽しめるバー。エキゾチック部隊が駐在している。幼いニケ用にノンアルコール飲料も完備。たまに怪しい取引をしている事がある。それで良いのか前哨基地。 |
あやしいクラブ | あやしそうなクラブで、ワードレス部隊が駐在している。決して地下室に降りてはいけない。 |
メイドカフェ | メイドが働いてそうな可愛い雰囲気のカフェ。メイド・フォー・ユーが駐在、運営している。指揮官も足しげく通っている。 |
おもちゃショップ | ショップの上にある巨大な人形が目立つ、面白そうな玩具が一杯のお店。リトルキャノンの部隊が駐在している。 |
武器庫 | アブソルート部隊が管理する武器庫で、同部隊が駐在している。様々な武器が厳格に管理されている。……中には実験的に作られた銃があり夜な夜な叫ぶらしい。 |
電波塔 | アークからの電波を送受信する場所で、プロトコール部隊が駐在している。 |
教会 | 自身が信じている存在に祈りを捧げる場所。エクスターナー部隊の駐在場所。 |
総合体育館 | 様々なスポーツを楽しむための総合体育館。ライフトニックのメンバーが駐在している。 |
屋外プール | 外周部に設置されている屋外プール。 |
工房 | マイティツールズが駐在する工房で、様々な製品や部品を作る事が出来る場所。 |
勝利の女神 | 勝利の女神を象って作られた石像。パイオニアのメンバーが時たま寄る事がある。何故か、時たま涙を流し、倒れたニケに対して両腕を伸ばす事がある。なお石像に両腕と頭部は無い―。 |
勝利の翼 | 翼を象った石像。インヘルト所属のニケたちが寄る事がある。周辺で指揮官とニケが一緒にいると、言い知れぬほど寒気のする視線を感じる事がある、らしい。 |
タクティクアカデミー | ニケに戦闘方法や戦術を薫陶するタクティカルなアカデミー。対応する試験を突破すると様々な特典が付与される。 |
生花公園 | 生花が美しく咲いている公園。アークでは生花は非常に貴重で高価な事を考えると非常に贅沢な場所である。 |
ゲストキャンプ | 客人が来たときに使用する場所でやや古いが、まだ使える。 |
リサイクルルーム | ニケの余剰部品を使用して能力向上を行う施設。対応するニケのステータスを向上する。 |
シンクロデバイス | 優れたニケの戦闘データを共有し戦闘力を向上させるシステム。最も上限の高いニケに合わせてレベルが上昇する。 |
派遣掲示板 | 任務の条件に合ったニケを派遣する事で、様々なアイテムを取得出来る場所。 |
インフラコア | 指揮官の功績をチェックし、様々な恩恵を与えるための施設。 |
アウターリム
基本的にはアークでは無いが、アークの一部として説明する。
アークの防護壁の外であり、アークの法が及ばない場所で、元はアークから出た廃材のゴミ捨て場である。
認識チップが無く、市民になれない者が多く住んでいるが、インフラに関しては実質無いも同然の状態。
アークの凡そ10%程の人間がここに住んでいる。
住民の大半は命がけで地上に出て、ラプチャーやニケの残骸、地上の遺物などを回収して売り捌き、日々の糧を得ている。
一方で法も及ばない場所=アークでは許されない事も許される場所でもある。
「バッドドリーム」と呼ばれる歓楽街があり、ロイヤルロードの金持ちや中央政府の幹部が出入りして享楽を愉しんでいる。
廃棄寸前のニケが行きつく場所でもあり、ギャングの弾除けや、ニケ専用の娼館で玩具にされたりして命を失う終焉の地。
住民の大半はニケに対して悪感情を持っており、活動するニケはニケであることを隠している事が多い。ただし、エキゾチック部隊は例外で、彼女たちは神の様に崇められている。
エンターヘブンと呼ばれるテロ集団が潜んでいるとされる。
アークの謎
- ラプチャーの地下要塞が発見された際、アークと似たような構造となっている事が発覚している。何故似通った構造になっているかは不明である。
- アークの建設はラプチャー襲撃から短期間で行われている。人類を急襲したと言うラプチャーだが、世界の指導者たちはこの事態を予測、もしくは知っていたのでは、と言われている。
- アーク全域を賄うジェネレーターに関しては極秘事項となっており、電力を半永久的・半無限的に使えると言われているが経路を追跡したり、特定する事は厳しく制限されている。密かに追跡し、ジェネレーター源を知ってしまったトロニーは電力問題を解決するためのコンバーターを開発後に、自室に引きこもる様になり、トロニーからその正体を知ったエレグは地上捜索に際し「エネルギーの正体を知ったら、一分一秒たりともあの場所で暮らしたくないと思うようになる」、「餌やりが必要」と言った意味深な台詞を口にしている。更に、その正体を知ってしまった事を察知したイングリッドにより、エレグとトロニーに対しエクスターナーを出動させ、拘束命令を出し、片方を廃棄、片方を記憶消去にしようと動いたほど。結果として廃棄は免れたが、エレグは記憶消去されたと言うていで、表向きは記憶消去されたふりをしている。(事前にイベントで出会っているにも関わらず、メインチャプターでエレグが指揮官と初対面の様に振舞ったのは、これが原因。)
アークの簡単な歴史
100年ほど前:ラプチャーとの戦闘が劣勢になったので、地下バンカーを元としたアークの建設を着工。完成の後、アークに住民を移すための作戦、アークガーディアン作戦を発令。一定期間解放されていたが、ゴッデス部隊の作戦終了と共に閉鎖。ゴッデス部隊は全滅。
時期不明:第一次地上奪還作戦開始。大規模な作戦で、大量の資材やニケ、指揮官を動員した物の奪還は失敗に終わる。作戦の失敗をニケたちのせいにする風潮になっていく。
60年程前:第二次地上奪還作戦開始。新星と呼ばれた指揮官の元、そこそこの効果は上げた物の奪還には至らず。『新星』はエレベーター前の防衛線に失敗し失脚、更生館に入れられた後に脱走するも射殺される。
30年程前:ゴッデスフォール事件発生。200機のニケたちがアークに蔓延する差別意識とニケの扱いに耐えきれず地上へと向かう。中央政府は集団脱走としてアークから上空4㎞地点でエレベーターを撃墜。エレベーターはは地上に激突する前に200機のニケたち全員が自爆した事でバラバラになり、被害は軽微に抑えられ、ニケの権利や扱いが見直される。