概要
伊集院圧政が独自の改造を施したビーダマン。キングビーダーズのメンバー全員のビーダマンにも同様の改造が施されており、全日本ビーダー選手権の予選・本選第一試合で活躍した。
ボディは通常のボンバーマン型ビーダマンだが、改造によってビー玉発射口の下部に爪のようなパーツが追加されており、名前の通り三本爪でビー玉を保持する形になっている。
両手の指でホールドパーツを締め付け、あらかじめ締め付けられた状態になっている三本目の爪の効果で、より強力なドライブショットを撃つことができる。そのパワーは、タマゴのパワーショットを容易く弾くほど。
改造のコンセプト自体は割と単純なものだが、ガンマからは「単純に出来ているという事は、完成されたシステムだという事」と評されている。実際、本機以降のビーダマンでは同様の三本爪でビー玉を保持することが基本となっており、技術的な始祖となったビーダマンと言える。
また、OSギアの装着やオプションパーツによる強化にも対応している。
三爪が採用されたビーダマンは、如何にして誕生したのか？
【強力なドライブショットが撃つことができる】のが特徴である、このスリークロウズは原作者の今賀俊氏が誕生させた。
曰く『サラーの持つゴールデンボンの時点で【ドライブショット】の概念はあったのだが、そのパワーは今一つだったため、案を練りに練り上げ生み出したもの』である。
所有者
- 伊集院圧政：開発者であり所有者。彼が作った原本（オリジナル）は作中に登場したスリークロウズの中でも特に高い完成度を有していると言われている。また、作中では唯一OSギアを装備した姿を見せている。準決勝でケーニッヒケルベロスと交代するまで第一線で活躍した。
- 北条明：所有者。模造品（レプリカ）ではあるが、オリジナルと同等の能力値を持っており、準決勝でユンカーユニコーンと交代するまで第一線で活躍した。
- 早乙女基夫：所有者。模造品（レプリカ）ではあるが、オリジナルと同等の能力値を持っており、準決勝でアイアンサイクロプスと交代するまで第一線で活躍した。
- 三上：所有者。模造品（レプリカ）ではあるが、オリジナルと同等の能力値を持っていた。チームガッツに敗北し、三上自身がビーダーとしての掟を破ったため伊集院の手で破壊された。
- 後藤：所有者。模造品（レプリカ）ではあるが、オリジナルと同等の能力値を持っていた。三上と同様の理由で破壊されかけたが、タマゴが庇ったため破壊は免れた。その後、後藤自らチームガッツに『スリークロウズのシステムを、役立ててほしい』と提供した。
各媒体での違い
【原作】
ノーマルのボンバーマンタイプのビーダマンをベースにしたカスタムモデル。
ボディカラーはシルバー。
【アニメ】
作中で普及しているスーパービーダマンをベースにしたカスタムモデル。
ボディカラーは黒で、ホールドパーツは緋色となっている。
関連タグ
ファイティングフェニックス：スリークロウズの技術を応用した「デルタシステム」が搭載されたOSビーダマン。その為、伊集院から「スリークロウズもどき」と呼ばれている。
