概要
公式設定では『バイオハザードシリーズ』に登場する製薬企業連盟に加入している製薬企業のひとつである。
初登場した作品は『バイオハザード5』。
本拠地はアンブレラ社と同様、ヨーロッパ当たりだと考えられる。本編では支社がアフリカにある事は判明している。
本企業のコーポレートロゴとなるものは藍色、水色、黄緑の五角形マークが亀の甲羅の模様に見えるデザインになっている。
マークの意味は企業の基礎(基盤)となる部門が三つあることのトライと英語のCellにはコンピューターの基盤に組み込まれている部品の事を指しているワードを組み合わせた造語の企業名である。
トライセルの歴史
以下は時系列順にトライセルの歴史についてまとめたものである。
トラヴィス商会時代(19世紀頃) |
---|
一つ目にあたる『海運』の基礎から始まった海運貿易会社として存在した『トラヴィス商会』の代表ヘンリー・トラヴィスがアフリカへ探索をしに行った後、見聞録として『博物総覧』を出版した。アフリカにて鉱物資源の開発に乗り出した。この時期に二つ目にあたる『資源開発部門』を誕生させた。 |
(20世紀なかば) |
前世紀に出版された『博物総覧』を基にアフリカの動植物の採取に乗り出した。当時期に最後の三つ名にあたる『製薬部門』の基礎が誕生した。(この時点では『アンブレラ社』は設立前にあたる時代) |
トライセル時代(1960年頃) |
『トラヴィス商会』は『海運』、『資源開発』、『製薬』を三本柱とする複合企業であることを示す『トライセル』へと社名変更した。 |
1966年~2003年 |
アンブレラ社壊滅後の空白時期 |
2003年 |
H.C.F.に所属しているウェスカーがトライセル社に接触、彼が持参したアンブレラ社から回収した『U.M.F.-013』に記録された研究情報を提供し、トライセルの『製薬部門』がB.O.W.分野で躍進をした。ウェスカーと懇意になったトライセル社の幹部エクセラ・ギオネの立場が強化され、アフリカ支社の代表取締役となった。 |
作中での動向
時系列上で最初に登場したのはCG映画『ディジェネレーション』のラスト。作中発生したバイオテロの責任を取らされた製薬会社「ウィルファーマ社」を吸収合併し、そのノウハウを得た。
『5』ではアンブレラ・アフリカ支部跡地で秘密裏に栽培されていた始祖花をもとにウロボロス・ウィルスを製造。さらに現地に住む民族に改良型プラーガを寄生させマジニとして運用していたが、BSAAによる捜査のメスが入ったことでバイオテロへの加担が判明。
ちなみに時系列が『5』より前の『インフィニットダークネス』ではアメリカ合衆国政府と関連したバイオテロにも関わっていた事が判明。
その後、『5』と『リベレーションズ2』までの間に企業としては破綻している模様。
関連タグ
バイオハザードシリーズ アンブレラ(バイオハザード) アフリカ 製薬会社