概要
正式名称は「Hive (もしくは Host) Capture Force」。(※Hive攻略本及び公式設定資料の書籍より引用)
バイオハザードシリーズにおいて登場する企業であり、作中におけるT-ウイルスやB.O.W.による生物災害を引き起こした全ての元凶であるアンブレラ社のライバルである製薬会社。
会社の規模がどれほどのものかは作中の描写ではハッキリとは解っていないが、アンブレラと同等の技術があり、B.O.W.の運用も行っているようである。
同企業のロゴは黄色と白色の2色カプセルを交えたマークになっている。なお、製薬企業のロゴはコードベロニカのバトルゲームのステータス画面(ウェスカー操作時)にて確認できる。
バイオハザード2で初登場したエイダ・ウォンは、最初はアンブレラを探るために送り込まれたH.C.F.の産業スパイとして登場し、初めて組織の存在が判明する。
更に、洋館事件以来、B.O.W.が関わる全ての事件の黒幕であったアルバート・ウェスカーも、かつて所属していた経緯があり、決してアンブレラとは違ったホワイトな企業というわけではないようである。
本組織の一部の事柄は、外伝作品(本編における時系列の一部である作品)の『CODE:Veronica』にも登場しており、改良型のハンター(新型のハンターγ)などといったH.C.F.製のB.O.W.をアシュフォード家が所有するロックフォート島と南極基地へと大量に送り込んで襲撃し、アレクシア・アシュフォードからT-ベロニカを手に入れる事をウェスカーが利用した。
後に『バイオハザード5』に登場するトライセル社と複合事業を営むその企業の製薬部門にウェスカーが近づく事になる。その際、H.C.F.の各種研究材料を提供した。そのおかげで同社の生物兵器分野が躍進し、エクセラ・ギオネを全部門の代表に上り詰めさせウェスカーが抱く自身の目的に利用した。
なお、ウェスカーがトライセル社とその例の商談をしたその後、同企業がどうなったかは謎である。
ちなみに余談だが、ハリウッド実写映画版の1作目に登場する地下研究所のHiveとは全くの別物である。
関連タグ
所属メンバー・関係者
ジャック・クラウザー(『4』のみ。リメイク版『RE:4』では設定変更)
これより下は、関連作品との深刻なネタバレ有りなので閲覧に注意されたし。 |
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シリーズ20周年を記念し、新生した作品である『バイオハザード7 レジデントイービル』において、ストーリー終盤にて作中の事件の元凶の一つであったことが判明する。
『7』における事件の黒幕である新型B.O.W.は、H.C.F.が新たに判明した秘密組織『コネクション』に技術提供をしたことで生み出された存在であり、アンブレラにも劣らない黒さを感じさせた。
判明に伴い、同社の技術提供した組織がトライセル社を含めると2つ目となる。
エイダがこの件に関わっているのかは不明である。