「デンジくんみたいな面白い人 はじめて」
「デンジくんが知らない事 出来ない事 私が全部おしえてあげる」
CV：上田麗奈
概要
容姿
髪は暗めの紫、目は緑色。
髪を後ろで結んでおり、真ん中に黒いリボンを付け、ノースリーブの白いシャツにスカートのような黒い半ズボンを着ている。
首にはやや幅広なチョーカーを着けており、右側にリング状の金具がある。
性格
天真爛漫なようで、どこか落ち着いているようなミステリアスな性格。
常にうっすら頬を赤らめている。
華奢で可愛らしい容姿と、人好きのする柔らかい物腰が特徴の美少女であり、デンジ及び読者のハートを鷲掴みにした。
作中の動向
彼女に好意を持ったデンジは彼女のアルバイト先のカフェ「二道」に連日通いつめるようになる。レゼにとってもデンジは特別な相手で、二人はカフェのバイトが終わった後によく一緒に遊びに出かけるようになった。
ある夜には学校のプールで裸になってデンジを泳ぎに誘い、また別のある夜に出向いた縁日では危険な公安の仕事をやめ自分と二人で逃げようとデンジに訴えるレゼ、理由を聞かれ
答えた言葉は
「だって私... デンジくんが好きだから」
しかしちょうど仕事に慣れだした頃だったデンジは熟考の末に逃避行を断わり、これからも今のまま遊び会う関係を望んだ、が…
余談
第1回人気投票は4位、第2回は5位。
レゼ役の上田麗奈は、レゼ編の映画が発表された「ジャンプフェスタ2024」のステージにて、「声優として初めてオーディションでテイクを重ねたので受かると思っていなかった」と語った。
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以下、ネタバレ注意
「デンジ君 私の他に好きな人いるでしょ」
そう言うとデンジと口付けを交わすレゼ。
近くで花火が上がる。
唇を離したレゼの舌には噛みちぎられたデンジの舌が乗っていた。
衝撃で倒れたデンジにレゼは言葉を続ける。
「痛いね? ごめんね?」
「デンジ君の 心臓 もらうね?」
正体
実はデンジと同様に悪魔と融合した武器人間。そしてデンジの心臓を狙う者の一人でもある。
首の右側の金具はチョーカーにではなく首の方についており、それを手榴弾のピンのように引き抜くことでボムこと爆弾の悪魔に変身する。
上述の変身能力を活かし多彩な応用技を披露した。
- 近距離で自分の手足を爆破する攻撃
- 某大佐のように指を打ち鳴らして火花を飛ばし、離れた対象を爆破する
- 自身の肉体の一部（指や頭部、胴体）を爆発で切り離して別個に操作し起爆させる
- 再生不可能な攻撃を受けてもその部分を分離し、変身による再生で復活する
- 体の一部を核爆弾やミサイルのように変化させて、そのまま近接攻撃を加えることで大爆発を引き起こす
このように応用の幅が大きい強力な能力だが、デンジらと同様に血が足りないと変身できなかったり、水中では爆発できないといった弱点も持つ。
変身前であっても格闘技術やナイフ術などを駆使しており、そこらの殺し屋ぐらいであれば瞬殺できるほどの戦闘技能を持っている。
作中の動向
かつてソ連で実験材料にするため集められた身寄りの無い子供らから成る「モルモット」。彼女はその生き残りであり、デンジとの接触も偶然ではなく国からの命令によるもの。いわばソ連仕込みのスパイである。
デンジに誘いを断られると、殺して心臓だけを奪い持ち帰るべく変身して攻撃を開始。高い戦闘力で公安メンバーに多数の死者を出す。
しかし肝心の心臓奪取は達成できずに撤退するはめになり、その際、未だレゼに好意を抱くデンジを諦めさせるべく「これまでに自分がデンジに見せたものは表情も赤らめた頬も全部嘘だった」と告げ、デンジの首を折ってその場を去るが、最後まで完全にはレゼを敵視できなかったデンジから「あのカフェで待ってるから!!」と声をかけられる。
その後、デンジの待つカフェ「二道」に向かう道の途中でマキマと天使の悪魔の襲撃を受け交戦するも敗北、死亡した。
彼女の死は多くのファンが予想していたものの、その散り際は想像以上にショッキングなものだった。レゼの儚い生涯は同情に余りあるが、彼女にとってデンジと出会えたことは救いだったのだろうか…
とはいえ基本武器人間は不死の存在なので、まだ生存している可能性はある為どこかで再登場する機会があるかもしれない。
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余談（ネタバレあり）
原作者への雑誌のインタビューではレゼ編は『人狼 JIN-ROH』がモチーフになっており、爆弾の悪魔の能力は阿川七生がモデルと思われる。
また、レゼのノースリーブの服装は同シリーズの主人公と言える存在である都々目紅一の服装とよく似ており、オマージュの可能性がある。
？？？：第1部終盤のネタバレ
