「どこを探そう?あそこがいいか……それともこっちがいいか……」
曖昧さ回避
- 星里もちるの漫画作品『りびんぐゲーム』の主人公 → 不破雷蔵(りびんぐゲーム)
- 漫画『落第忍者乱太郎』および、アニメ『忍たま乱太郎』の登場人物。本項で記述する。
プロフィール
概要
一人称は「僕」(目上に対しては「私」)。
人物
温厚な笑顔が印象的な優しい性格の先輩で、下級生の面倒見も良い為、乱太郎達から慕われている。
真面目で「沈着冷静、頭脳明晰、成績優秀」と下級生に評価される程に優秀なのだが、何かと迷い続ける悪癖があり、考え疲れてその場で眠ってしまったりする。この事からも、名前の由来が『付和雷同』だと思われる。
委員会は「図書委員会」に所属。委員長である中在家長次が実習等で不在の時には委員長代理を務める。
優柔不断である一方、大雑把な一面も持ち合わせているため思考は結構アバウトである。
バラバラになった巻物をなんでもいいから繋ぎ合わせようとした結果、三本だった筈の巻物が一本になってしまったことも(26巻)。
迷うという悪癖のため、雑渡昆奈門からは「夕食のメニューですら迷い続けるなら忍者に不向き」と言われてしまったが、補習授業(51巻)を経て決断力を身につける事が出来た。学園長からもよく決断したと褒められ迷い癖を克服した記念に褒美をやろうとの言葉を頂戴したが褒美の選択には結局迷っていた。(状況や経験を基に決断しているため、戦況などとは違う夕食等では相変わらず迷ってしまうらしい)
61巻では攻撃範囲に偏りのあった五年生のバランスを取るべく遠距離用の得意技を身に付けたことを明かした。(詳しくは後述「得意技」の見出し参照)
18巻で行われたサバイバルオリエンテーリング後には山田先生から、「不破雷蔵は真面目すぎてそこが弱点だったが、この際茶目っ気が身についた」とも言われている。上級生の中では比較的珍しく、作中で成長する姿を見せるキャラクターである。
湿気が苦手で、河原など湿気のある場所にいると髪の毛が膨張してしまう。
得意技
得意技は「印地」
印地打ちともいい投石で戦う技術。投石紐を使い遠心力で石を遠くまで飛ばす。歴史上ではこの技術を得意とした軍勢もおり「印地」と呼ばれた。
雷蔵は正確な印地打ちで空中で敵からの投石を撃破し相殺する事が出来る。
武器としては投石の場合現地調達もしやすいが石以外の物を命中させる技術にも長けており作中では豆腐を投げ敵忍者の宝禄火矢への点火を阻止するなどした。
投石ひも自体は武器ではないので得意武器ではなく得意技と紹介される。
この技は五年生の中で尾浜勘右衛門、久々知兵助、竹谷八左ヱ門が接近戦用の武器、鉢屋三郎が中距離用の武器使いである為、遠距離への攻撃力を補強し五年生のバランスを取る為に選択し、雷蔵は達人の山田伝蔵先生と猛特訓をし技術を身に付けた。
鉢屋三郎とは
- 同じクラスの鉢屋三郎とは仲が良く行動を共にしている事が多いが、当の三郎に何度も顔を無段で使用され(髪はヘアピース)、周囲からは「五年ろ組の名物コンビ」と評される仲になった。何故自分の顔を借りるのか気にする事もある様だが、三郎に顔を無断で使用される事に対して怒ったり、不快感を表した事は一度もない(せいぜい苦笑程度)。
- 三郎の素顔は誰も見た事はないが、いつも一緒である雷蔵も例外ではない。
- 三郎が雷蔵の姿をしてる為、よく間違えられたりする事が多いが、一応の見分け方は以下の通り。
- よく迷ったり悩んだりする方が雷蔵(木下先生やきり丸はそれで見分けている模様)。
- 三郎の方が表情がやんちゃ。また、一部の話やグッズなどでは三郎の方が半目でいる事が多い。
- 乱太郎曰く、面倒見が良いのが雷蔵で、2人に向かって「宿題を教えて下さい」と言うと雷蔵が答えてくれる。
- しんべヱ曰く、折り紙を折る際に雑に折るのが雷蔵、きっちりと折るのが三郎。
- 声質が異なる(CVは雷蔵が金丸淳一、三郎が山崎たくみ…しかし、三郎は変装した人物の声になる事もある)。
- 得意武器が雷蔵が印地、三郎が鏢刀。
- 一人称が、雷蔵の場合は「僕」(目上に対しては「私」)、三郎の場合は「私」(たまに「俺」や「僕」)。
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