この記事ではゲームとしての「ぷよぷよ」シリーズについて説明する。
同シリーズに登場するモンスターの「ぷよぷよ」については別記事を参照。⇒ぷよ
シリーズの歴史
アーケード版以降のシリーズで有名になったためあまり知られていないが、作品の歴史は古く、元は80年代に徳間書店より発行されていたゲーム専門雑誌の最古参『ファミマガ』で立ち上がった読者参加型企画「ファミマガディスク」から生まれたゲームである。『読者から募ったアイデアを実際にゲーム化する』という豪腕企画だが、初代「ぷよぷよ」は読者のアイデアによるものではなく、コンパイルの開発によって90年代初期にファミコンディスクシステムとMSX2で発売された(後にファミコンのROM版が発売)。
時期的にディスクシステムの衰退期に発売されていたことと、書き換え専用で一般販売はされなかったこともあって、当時はさほど知名度が上がらなかったが、後にアーケードやメガドライブに移植されたことにより、一躍大ブームとなった。諸事情により開発元が倒産し、以後は、セガが版権を引継ぎ、現在もシリーズが継続されている。
なお、現在は『魔導物語』のキャラクターが導入されたアーケード版以降のシリーズと区別するため、ディスクシステムで発売された「初代ぷよ(無印)」は「旧世代ぷよ」と呼称されている。
セガ制作シリーズ以降
経営破綻したコンパイルから『ぷよぷよ』の権利をセガが取得し、新たに『ぷよぷよフィーバー』を開発。以降の作品は一部で通称「セガぷよ」とも呼ばれている(ちなみに、1つ前の『みんなでぷよぷよ』はナンバリングに含まれていない)。コンパイル最後のナンバリングタイトルである『ぷよぷよ~ん』から、物語の舞台を別の世界に移し、新システム「フィーバーモード」を導入。また、登場するキャラクターは、アルルとカーバンクル以外全て新キャラクターとなり、キャラクターのイラストやゲーム画面なども、ポップ調の独特なタッチとなった。後の『ぷよぷよ!』以降の作品では、コンパイル時代の『ぷよぷよ』シリーズに登場していた旧キャラクターも一部出演するようになった。
しかしこれらの中身の問題で一部の旧世代ぷよ魔導ファンから強い批判を招くことがある。
特にぷよぷよ7の内容は賛否両論になったが、これはアンチの影響を受けていると言われている。
登場キャラクター
コンパイル時代に販売されていた『ぷよぷよ』シリーズに登場するキャラクターは、そのほとんどが『魔導物語』に登場するキャラクターを原型としている。また、販売元がSEGAに引き継がれた『ぷよぷよフィーバー』以降では、多くの新キャラクターに加え、後に旧キャラクターも登場している。詳しくは、ぷよぷよ・魔導物語・フィーバーキャラクター一覧参照。
主要キャラクター
シリーズに登場する主要キャラクターを列挙する。
コンパイル時代
ぷよぷよフィーバー以降
シリーズタイトル
詳しくはこちら⇒魔導物語・ぷよぷよ・フィーバー他シリーズ一覧
ナンバリングシリーズ
コンパイル製作
セガ製作
ナンバリングに含まれていないぷよぷよ関連シリーズ
- みんなでぷよぷよ
- ぷよぷよ!(15周年記念作品)
- ぷよぷよ!!(20周年記念作品)
- ぷよぷよフィーバーハバネロ
海外版
海外では、ゲーム内で登場するキャラが差し替えられたバージョンが発売されている。
関連タグ
魔導物語 コンパイル SEGA ぷよぷよカップリングタグ一覧
ぷよぷよ50users入り ぷよぷよ100users入り ぷよぷよ500users入り
関連企画
ぷよぷよアニメ ぷよぷよでギャルゲ企画 ぴくぷよ ぷよけも!! ぷよぷよオールスター ぷよ主義 ぷよポケット