経歴
1991年10月18日生まれ、アメリカ合衆国・ウィスコンシン州ミルウォーキー出身。ポジションは外野手。
2012年にMLBドラフト3巡目(全体97位)でミネソタ・ツインズに指名されプロ入り。マイナーでは結果を残すもののメジャー昇格は叶わず、いくつかのチームのマイナーを渡り歩いたのち独立リーグに活路を求める。これが功を奏し、2020年から2021年にかけて2年連続で本塁打王とシーズンMVPを獲得する。
これに目を付けたのが日本の読売ジャイアンツで、2021年12月15日に入団が発表される。メジャー経験がなく直近では独立リーグ所属で来日前まで独立リーグが主戦場の選手ということで、年俸は30万ドル(3400万円)という格安だった。
2022年は規定打席にこそ届かなかったものの、124試合で打率.271、23本塁打、52打点と上々の成績を残す。一方で大きな弱点とされたのが守備で、アメリカ時代に守備の指導自体ほとんど受けたことがなかったため、下手というレベルではなく素人同然の状態だった。来日当初はキャッチボールも満足に出来なかったという話もある。
来日当初の地面に叩き付けるような稚拙な送球は「ブラジル(地球の裏)に向かって投げている」と揶揄されるようなものであった。余りの守備力の低さに中盤に早々と守備固めに交代させられる試合もあった。その後亀井善行コーチから1対1での守備指導を受け、捕殺までこなせるように。
2023年も巨人に残留したが、外国人枠の都合から53試合の出場に留まり打率.263、6本塁打、20打点と成績を大きく落とした。この年のオフ、高橋礼・泉圭輔との1対2の交換トレードで福岡ソフトバンクホークスへ移籍。
ソフトバンクでは指名打者での起用が想定されたが、更に成績を落として1年で退団した。なお、亀井の指導によって一時期ある程度上達してた守備はこの2024年シーズンで元の木阿弥状態となっていた。