主人公アルル・ナジャ・ルルー・シェゾ・ウィグィィを操作し、ダンジョンをすべてクリアし、【すっごい魔法のアイテム】を手に入れるのが目的。
作品内容としてはローグライクゲームで、敵味方含めキャラクターは魔導物語及びぷよぷよシリーズに登場してきたキャラクターである。
因みに、今作で敵として登場するかめぷよは、公式による新ぷよデザインの公募で採用されたキャラクターである。
セガサターン版『わくわくぷよぷよダンジョン』は1998年4月2日発売。
プレイステーション版は『わくぷよダンジョン決定盤』にタイトルが変わり、1999年3月18日発売している。
なお、プレイステーション版はプレミアがついて価格が高騰しており、入手はそれなりに困難である。
おまけに「ぷよぷよ」とは付いているがぷよぷよシリーズの本編には含まれていなかったためか、
魔導物語同様に、キャラ版権はセガなのだがゲーム自体の版権の方はD4Eに分かれているらしく、
権利関係が非常にややこしいためアーカイブス配信も絶望的である。
なお、タグはわくぷよで利用されている場合が多い。
Gファンタジーで魔神ぐり子先生によるコミカライズが行われた。単行本は全3巻。
シリーズのゲストキャラとしてラグナス・ビシャシがアルルと行動を共にする。
またサタンの部下としてオリジナルキャラクター「ラスプ」が登場する。
主人公の能力
アルル・シェゾ・ルルーの3人で操作ができるが、能力には大きな違いがある。
また、この作品には体重計・エッチな本などの性別によって罠になるならないが変わるものがある。
アルル・ナジャの場合
良い点 | 魔力が多く、燃費がいい為敵の弱点をついて攻撃がしやすい。豊富な属性遠距離攻撃や範囲攻撃を持つ他、「スピードダウン(アップ)」や最早代名詞でもある魅了魔法「ばよえ~ん」は彼女の専売特許。また、カーバンクルが生存している状態でサタンに挑むと… |
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悪い点 | HPが低く打たれ弱い上、打撃攻撃の攻撃力もいささか心許無い。また、カーバンクルがいるため、カレーの所持が必要。壁破壊攻撃「ジュゲム」の取得が他のキャラクターに比べて非常に困難な上、終盤にしか手に入らない(が、その代わり非常に強力な上燃費が意外と良い)。唯一無敵技を習得しない(魔法無敵の「リバイア」は習得する…がこれも敵に使われると非常に厄介なのも彼女の難点の一つ) |
サポートキャラクター | カーバンクル。ただし自分から攻撃はしない。アルルの一切の魔法に対して無敵。使い方さえ知ってれば大変心強い味方に。でもついつい何処かに行っちゃうのはご愛嬌。はらぺこ時にそこら辺のアイテムを食べちゃうのもご愛嬌 |
ルルーの場合
良い点 | バランスが良く、序盤ではミノのおかげでかなりサクサク進める。更に、何かと便利な「眠りの舞」をイベントで習得出来るのは大変心強い。魔法無効化「リバイア」の悪影響を全く受けない。壁破壊能力技にして彼女の代名詞「破岩掌」の使い勝手が良い |
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悪い点 | 魔法攻撃にとても弱い。また、遠距離や複数攻撃が苦手。MPも決して高い訳じゃないので奥義を安々と連打出来ない。唯一復活特技を持たない。 |
サポートキャラクター | ミノタウロス。敵を追いかけ攻撃する行動型。草が好き。中盤になると本当に役に立たn… |
補足 | SS版での「雷神拳」はPS版では「雷神脚」に名称が変更されて見た目通りの技名に。PS版にて唯一新技「外気功」が追加された。 |
シェゾ・ウィグィィの場合
良い点 | 力も魔力も高いアルルとは真逆のタイプ。使える技も広範囲&高威力。また、セリリと戦わずに進むことが可能。アイテム無しで闇攻撃が出来る唯一のキャラクター(斬攻撃はルルーも覚える。後ミノ)。唯一壁破壊技「アレイアード」を最初から習得している上、実はこれ物理攻撃扱い。更に上位の「アレイアードスペシャル」は何とフロア全体攻撃。本作の中心人物と言う点もファンには魅力 |
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悪い点 | 燃費がとにかく悪くすぐに魔力切れを起こす。そしてお供がいない。ぼっちでしかも運が低い。唯一光攻撃がアイテム依存(まぁ設定を考えると当然っちゃ当然)。壁破壊の手間と燃費の悪さは3キャラ中最悪 |
サポートキャラクター | なし |
SS版→PS版の追加・変更点等
- タイトルが『わくわくぷよぷよダンジョン』→『わくぷよダンジョン決定盤』に変更。
- オープニングムービーが追加。
- 新ダンジョン『バトルキャッスル』追加、ボスキャラクターやイベントも追加された。
- ダンジョンの構造が変化(一番最初のぷよぷよダンジョンも5階層構成に変更)。
- 5階毎にフロア構造・背景・BGMが変化するようになり、新背景・新BGMも追加。
- ホラーハウス・ワンダージャングルが全10階層に。
- 新アイテム・イベント・モンスター・ボス・ワナ等が追加(捜し求めたあの本も…)、既存のものにも変更あり。
- ブラックキキーモラが中ボスに昇格、戦闘ボイスと必殺技も追加。
- 友好モンスターハウスや宝物庫などの特殊部屋、特定モンスターのみ出現の特殊フロア(コレに関しては、SS版にも部分的に実装されていた)等が出るようになった。
- 通常フロアにアイテム入りの宝箱が出るようになった。ただし定番の擬態モンスター(ミミック)もまぎれている。
- アイテムや魔法陣を識別したとき、同じものならその冒険中は全て識別されるよう(トルネコ系と同様)になった。
- 識別能力などの習得条件が変わった上、難易度も超激化。消費MPも大幅増加。
- サポート技にも技レベルが追加された。
- ゲームバランスに支障を来たすバグを解消。
等々…結構色々変わっているので、セガサターン版をやり込んだ人でも楽しめると思われる。
しかし、BGM系は好評だったものが差し替えられる等、少々不評が目立つようである。
(BGMそのものの評価はPS版も好評で、あくまで変更された部分が不評の模様)
もう一つ問題点としては、ランキングシステムにテコ入れがされておらず、簡単に高得点を叩きだせる部分だろうか。
(ニコニコ大百科より引用)
関連タグ
類似タグ⇒わくぷよ・わくぷよダンジョン・わくぷよダンジョン決定盤
聖魔導物語(本作と同じローグライクシステム)