「くっ……血が騒ぐ…っ!!」
CV:高橋英則
概要
リズの息子ということは、クロムの甥かつルキナの従兄弟で、言うまでも無くイーリス王家の血縁者である。このため、リズとの対面時には聖痕に関する話が聞ける。母親であるリズには聖痕が無いのに対し、彼にはしっかりと体現していることもステージクリア時の会話で聞ける。聖痕が現れているのは腕との事だが、左右どっちなのか正確な位置は不明。
ルキナ曰く変わった子である、とリズに伝えられるが、その正体はファイアーエムブレムシリーズに於いては極めて異例な厨二病・邪気眼キャラクターである。
初登場するや否や、「力を抑えられない」等ともはや厨二病のお約束とでもいうべきセリフを次々と言い出し、敵からも(色々な意味で)ヤバイ奴と認定される。「軍の中で一番、よく血が騒ぐ。」という説明からも、その頻度の高さをうかがい知る事ができる。
なんでもこうなった理由は最初は主人公っぽい性格にしようと思ったがシンシアとキャラが被り変更した結果だとか。
根は案外真面目で面倒見のいい少年だが、このセンスを理解できない周囲の人からは危険人物扱いされるのもお約束である(あるいは「もういい年なんだから」とか)。ただルキナだけは彼の独特の言い回しの意味を正確に理解できるようだ(そればかりか支援会話を進めるとファルシオンの名前を変えようとしてしまう。ただしそのときのウードの対応は逆に感心させられるものである)。更にアズールとの支援会話では必殺技名や自身の設定などを纏めた所謂黒歴史ノートのようなものを所持している事も分かっている。
ウードが会話している時プレイヤーは飲み物を口に含まないことを推奨する。彼の支援会話等に台詞のはじめに流れる厨二ボイスが真面目な台詞や感動できるシーンを台無しにする場合があるため吹くこと請け合いである。
得意技には聖魔剣ホーリーデビルソード、レイジングファイアーソード、ブルーフレイムソード等があり、武器に(大抵長ったらしい)名前をつけるのも趣味の一つ。
今回は武器練成の際好きな名前を付けられるため、やりたい人はどうぞ。とはいえ、文字数制限(8文字)はあるため彼のセンスを叶えることはやはり困難か。
ちなみに、彼の加入章で特定の村人に彼が話しかけると専用武器「ミステルトィン」を手に入れることができる。ミストルティンではないため、威力はそれ程高くは無く鋼の剣と同程度の性能。但し錬成出来る。ちなみにミストルティンは本編中では手に入らないが追加DLCの無限の神器で入手可能。というかトィンはどう発音するのだろうか。
剣Lv. | 耐久度 | 威力 | 命中率 | 必殺 | 射程 | 特記 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ミステルトィン | C | 35 | 8 | 85 | 10 | 1 | ウード専用、技+1 |
ミストルティン | A | 25 | 14 | 85 | 15 | 1 | 技+5 |
子供世代であるため総合的なポテンシャルは高いが、母親が魔法系なので剣士として大成できるかは父親頼みになりがち。魔力が高い場合サンダーソードを持たせれば遠近両方それなりに使える。リズをダークペガサスに育てて疾風迅雷を習得し、引き継いでおくと(男性である彼は自力で習得できないので)何かと役に立つ。
支援会話でも全体的に厨二病的な発言を繰り返すが母親であるリズ相手には逆に振り回されている節がある。
またルキナ相手には厨二病的発言を控えているらしい。その理由のひとつに、ルキナが王族である、ということがあるらしいが、彼も一応王族である。件のルキナはというと、厨二病発言は結構好きらしい。ただ、ルキナが調子に乗ってファルシオンの名前を変えようとしたときにそれを制した台詞は、単に厨二病ではない一流のポリシーを感じさせられる。
ちなみに必殺カットイン時の台詞のひとつ「行くぜ、必殺!!」が他のキャラと被る。言うまでもなくリズ。カエルの親はカエルだった。
誕生日は7月15日で、2008年にシリーズの第5作目『ファイアーエムブレム トラキア776』がWii・バーチャルコンソールで配信開始され、2010年にシリーズの第12作目である『ファイアーエムブレム 新・紋章の謎』が発売された日である。