概要
巴マミが新たな言葉を作った…という展開のネタ絵に対して付けられる。
尚、『新たな言葉』というのは本編中でマミ本人が名付けただろうと思われるティロ・フィナーレも含まれる。
二次創作でこれらはマミの厨二病的な一面と解釈され、このタグにはそれが押し出されているといえよう。
ただし、全てがマミ発案というわけではないということと、厨二病はあくまで二次設定に過ぎないということに留意されたい。
各作品におけるマミリッシュなネーミング
本編
前述のとおり、本人の必殺技ティロ・フィナーレのみが公式。
円環の理は当初疑惑があったが、否定されている。
ポータブル
マミ・まどか・さやか・杏子の4人にイタリア語風の必殺技名が設定されている。いずれもマミに師事していたり、師事経験があるため、彼女が名づけたか彼女の影響を受けて本人がネーミングしたかしているのかもしれない。
フェアウェル・ストーリー
ドラマCD『フェアウェル・ストーリー』では「必殺技に名前を付けるのは、小さな頃にテレビで観て憧れた魔法少女のように力強く魔法の名前を叫ぶことで、命懸けの戦いの中で自分の勇気を奮い起こさせるため」という明確な理由が明らかにされた(ちなみにこのシーンでは、杏子の技にロッソ・ファンタズマと名付けようとしていた)。
叛逆の物語
ストーリー冒頭でマミ率いる5人の魔法少女がナイトメアと戦うが、その際5人で整列し、変身時に華麗なビールマンスピンを披露し、前作OPのような背景から舞い降り、「ピュエラ・マギ・ホーリー・クインテット!」と名乗りながら全員で決めポーズを取る。
ナイトメアとの戦闘では、ミュージカルやお遊戯会を彷彿とさせる魔法少女のお茶会を開き、歌とお菓子と果物で敵を浄化する…と、間違えて隣の上映室に入ったのかと勘違いするほどのメルヘンチックな演出となっている。
これら一連の動作がマミさん発案であるとは、劇中一度も明言されていない。
しかし、マミさんが5人の音頭を取っているのは確かであり、作画上も彼女以外は「やらされている感」が出るように演出されているという。
新房昭之監督は「もしかしたらマミさんの仕業かもしれません」と発言しているし、他のスタッフも「マミさんならやりかねない」という意見で一致しているようだ。
なお、「あの世界での」マミさんは、創造主による記憶改竄を受けた後である。したがって、本当に彼女が考えていたとしても、それは創造主がマミさんにそのような役割を与えたからであり、ひいては創造主の「巴マミだったらこのぐらいやるだろう」というステレオタイプがふんだんに含まれている点を差し引いて考えなければならない。
もっと言えば、この世界は創造主の内心の願望を反映したものなので、マミさんではなくて創造主の方のセンスなのでは…と考えることもできる。
マミ発案とされる用語
マミ本人が発案したもの
- ティロ・フィナーレをはじめとする彼女の技全般
- ロッソ・ファンタズマ
マミに影響を受けて発案されたもの
- 魔法少女かずみ☆マギカの魔法少女たちの必殺技
マミ発案疑惑のあるもの
疑惑があったものの、公式から否定されたもの
起源
言葉の元ネタはFFスタッフの野村哲也氏の事を言う「ノムリッシュ」から。
本来は氏のキャラクターデザインに多く見られる特徴
(黒が基調、シルバーアクセやジッパーを多様、等)を指していたが、
近年の作品に見られる専門用語の多い独特のシナリオ等も含めてノムリッシュと呼ばれるようになり、
それに通じる部分がある、というところが由来である。
(補足すると、氏はあくまでデザイナーが本職で、
シナリオ面に関してはシナリオ担当の意向が強く出ているはずである。
しかし氏はゲームに直接アイデアを提案することが多いことや、
インタビューに良く出ていること等から、
シナリオも含めた独特のテイスト=野村、というイメージが広まったと思われる。)