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鳳翔の編集履歴

2013-11-23 00:40:05 バージョン

鳳翔

ほうしょう

世界初の航空母艦。および同空母を元ネタにした艦隊これくしょんに登場する艦娘。
  1. 日本海軍が所有していた、同軍初であり世界初の航空母艦。
  2. 上記空母を元ネタにした、艦隊これくしょんに登場する艦娘。
  3. 俺たちに翼はないの登場人物。詳細はこちら→鳳翔(俺たちに翼はない)

日本海軍

初期の空母

日本海軍初かつ世界で最初に純粋な航空母艦として完成した艦(既存の軍艦を改造した空母はこれ以前に存在した)。

起工自体は英海軍の「ハーミス」が先だったが、その建造中の間に鳳翔が完成した。


第一次上海事変、日中戦争、ミッドウェー海戦などに参加。

この間、軍縮条約だなんだかんだの影響で戦艦級の排水量の大型空母が次々就役し(赤城 加賀 レキシントン サラトガ アークロイヤル。通称『ビッグ5』)、小さな鳳翔(と龍驤とハーミス)は軽空母に分類された(それまでは空母自体が鳳翔が最初なんだから大型小型の分別などなかった。当初は1万トン未満の空母は『正規空母ではない』小型空母とされたが、ロンドン条約で包括的に制限されることになったため、正規空母といえば最低限蒼龍 飛龍 ワスプ レンジャーサイズ以上を指すことになった)。

ミッドウェー海戦後は、甲板全長が短くカタパルトが装備されていないことから新型艦載機の運用が出来なかったため、練習空母として運用された。

開戦時に日本海軍に在籍していた艦艇の中で、完全な無傷で終戦を迎えたのは鳳翔のみであった。


終戦後は、飛行甲板を撤去し復員船として活躍。およそ4万人の将兵と民間人を輸送した。

その後、大阪の日立造船桜島工場で解体され、その生涯を閉じた。


その設計で得られたデータから日本海軍のその後を背負う空母たちを次々と生み出し、自らも訓練艦として日本の空母機動部隊を支える多くのパイロットたちを育てながら、日本海軍の栄枯盛衰を最後まで見届けた鳳翔。まさに空「母」である。


さらにその結果誕生した大鳳信濃の設計データに直面したアメリカ海軍は、それまでハードウェア上は空母に高度な防御力を求めていなかった(エセックス級は単純に防御力という点では脆かった。これはマンパワーによるダメージコントロールをより重視した結果だが、一昼夜にわたって炎上した後味方から雷撃処分された赤城、被弾し濛々たる爆煙を吹き上げながら駆逐艦を追い抜いていった翔鶴とは対照的である)方針を転換し、建造中のフォレスタル級を防御力に重点を置いた設計に変更、さらに原子力艦エンタープライズの建造に乗り出すのである。

彼女の血統は今も綿々と続いている。


ちなみに

イギリスの「母」ハーミス、アメリカの「母」ラングレー(給炭艦ジュピターからの改装だが当初から立派な全通式甲板を持っていた。しかし晩年は水上機母艦に改装された)はともに日本軍の手にかかって撃沈されている。が、両者は両海軍が空母を保有し続けたため、2代目がそれぞれ出ている。そのため、日本でも軍オタの皆さんは「いつの日か海上自衛隊がもう一度空母を持つ日がきたら1番艦は当然『ほうしょう』だよな」と言ってたりする(商業系の出版物における架空戦記では、知名度から圧倒的に『あかぎ』、もしくは『やまと』だが)。


彼女の先輩

全ての空母の母、鳳翔にも当然先輩と言える艦が存在する。

日本海軍の洋上航空戦力の先駆けとなった水上機母艦「若宮」である。

元々貨物船の改装のため(詳しくはwiki参照)、軍艦としての能力は低く搭載機も補用機含め4機と大変少なかったが、第一次大戦で日本海軍初の航空作戦を実施し、その存在意義を認めさせた。

因みに、世界規模で見れば世界初の空母(あの悪名高いハッシュハッシュクルーザーからの改装)「フューリアス」や世界で初めて全通甲板を持った空母(こちらは客船からの改造)「アーガス」なども彼女の先輩と言える。


その他メディア

映画「風立ちぬ」にも登場。艦上戦闘機を製作するにあたり、主人公が上司と共に視察に訪れている。ちなみに一瞬だが長門も登場している。


ストライクウィッチーズ土方圭助兵曹は、秘め話CDで山川美千子と軍艦の話をした際、好きな艦に鳳翔を挙げている。


艦隊これくしょん

艦名鳳翔
図鑑No25
艦級鳳翔型1番艦
艦種軽空母
CV洲崎綾

艦隊これの中では数少ないお母さんキャラとして人気。弓を携えてはいるものの、むしろ着物の上から割烹着を着ている方が似合うんじゃなかろうか。

鳳翔さん「鳳翔、出撃いたします!」

鳳翔さん改造記念!居酒屋鳳翔、開店致します続々々々・一航戦が建造に挑戦するようですおかえりなさいって言ってもらう妄想


ほらやっぱり。


性格も至って温和。丁寧な言葉使いと提督に対する長年連れ添った夫婦の如き発言、また戦闘時に見せる勇ましい口調も母は強しを地で行くようなもの。

上述の史実の通り全ての空母の母と言える彼女にはぴったりのグラフィックと性格と言える。


性能としては、残念ながらカタログスペック上は軽空母中最弱。装備スロット数は改造しても3(他の軽空母は4)、また艦載機の総数も最も少ない。他のステータスも一部を除いてはやはり他の軽空母には及ばない。最も旧式であり、また性能も後続の空母と比較し劣る史実の再現ではある。

だが、それはつまり娘たちが母を超える成長をしたということ。母としてはこれほど誇らしく思える事も無いだろう。


また仮にも軽空母。駆逐艦や軽巡洋艦の護衛につければまだまだ現役で大活躍も見込める健気なお母さんである。鳳翔さん旗艦+駆逐艦5隻でレベリングしているとお艦無双が始まるため、子供たち(駆逐艦)の交代だけで(資材の続く限り)子育てが完成してしまう。母は強し。


更に性能についてもゲーム開始から時間が経過しデータが揃うにつれ、一概に「最弱の軽空母」とは言えない面も見出されてきた。

前述の装備スロットに関しては、一部の空母のような偏りが無く艦載機が積めるのでバランスがいいと見ることができる。加えて、空母の中で最も低コストであり、軽巡洋艦並の資材で運用できることからも、第二艦隊以降で低レベル艦の育成や遠征をこなす役割に向いている。運の高さからクリティカルも出やすく、高レベル正規空母と一緒の隊でもMVPをかっさらうこともしばしば。更に、なぜか「低速艦」なのに回避が初期値で24と高速の千歳型より上だったりする。お母さんはほら、いろいろと忙しいから機敏なんでしょうね。

以上の面から(当然デメリットや弱いと言われる理由もあるが)起用法次第で立派に一線級の戦力となる事も可能と、性能面も見直されつつある様子。

全ての空母のみならず、もはや艦隊みんなのお母さんである。良妻軽母と呼ばれるのもむべなるかな。

夏の終わり


また、セクハラの反応には……

「お風呂にしますか? ご飯にしますか? それとも……ふふっ、冗談ですよ」

損傷グラフィックでもそんなに露出度が上がらないのが残念なお母さんだが、これにはやられたぜ

見た目ではなく、この母性が多くの提督を魅了してならないのである。


公式コミックス14話のハロウィンで駆逐艦娘たちに手渡していた「慰問袋」だが、本来は戦線に赴く海軍兵士に対して、本土にいる銃後の国民から寄付として送られる支援物資のことである。確かに「トリート」の意味からすれば間違ってないのだが…


なお、居酒屋鳳翔は「幻の居酒屋」なんて書かれるようなPixiv内のネタだったのだが、

千歳「午後7時。 そろそろ晩ご飯ですね。鳳翔さんのお店に行ってみます?」

…公式化してしまった。艦娘としていいのか。



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