概要
日本海軍最古の空母をモチーフとする軽空母娘「鳳翔」さんの雰囲気から
という話に発展し生まれたささやかな小料理付居酒屋。
女将さんの包容力とごはんと酒の美味しさに客が鎮守府内外から。
提督達の願望が生み出した非公式設定である。
……と思っていたら10/23のアップデート(既存艦娘の時報ボイス追加)で
千歳「午後7時。 そろそろ晩ご飯ですね。鳳翔さんのお店に行ってみます?」
大食艦、燃2弾4鋼11など「ソーシャル要素」に多感な艦これ運営ならではの「公式化」である。
居酒屋とは明言されていない…というか「そろそろ晩ご飯」以外にどんな内容の店なのか言及したりヒントになるセリフや公式設定は無いが、
発言者が既にお酒ネタのあった千歳で、何よりもあの運営のやる事である。少なくともこの設定を意識しているのは間違いないだろう。
さらには鳳翔さん本人の追加ボイスにも
「私の夢、ですか? そうですね・・・いつか二人で、小さなお店でも開きたいですね」
というおさわり台詞が追加されており、居酒屋鳳翔の存在を彷彿とさせる要素はさらに増した。
そして2018年春のミニイベにおいて入手できる「鳳翔さんの夕食券」には「居酒屋鳳翔」の記載があった(夕食券入手時の拡大画像で確認できる)ので名前も含めて完全に公式設定と化した。
Twitter上では #居酒屋鳳翔 タグになりきりアカウントやファン、深海棲艦までも和気藹々と集っている。
また、横須賀に(非公式ではあるが)リアル店舗の「酒保鳳翔」がオープンしている。
彼女のこうしたイメージや役回りは公式のメディアミックス作品にも共有され、公式4コマでは空母寮の家事担当ながら一部酒好きからはその料理を「酒の肴」として期待され、各ノベライズ版では鎮守府内食堂や休憩所の一角を間借りして「居酒屋」を開いていることが多い。
なお史実方面でも、前線勤務時代において連合艦隊随一の料理人を乗艦させ、艦長や司令官を和洋折衷を問わぬ数々の料理で持て成していたと記録されている。
この史実を反映すると、お艦の料理スキルとレパートリーがエラいことになるのは自明の理だろう……。