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概要編集

『かくかくしかじか』は、東村アキコによる自伝的漫画。『Cocohana』にて2012年1月号から2015年3月号まで連載された。


自身の幼年時代からの生い立ちと、有名漫画家になるまでの女性漫画家版『まんが道』を想定して描いたとのこと。


もともと、女性漫画家が描いたことがなかった『まんが道』的な作品を描きたいという思いがかねてからあった。また、日高絵画教室(作中の仮名)で東村が休日アルバイト講師をしていた頃の生徒で元アシスタントであるはるな檸檬からの「日高先生のことは描かないんですか」という示唆があり、その二つが合わさり製作につながった。


作品中では塾を手伝っていた先生の夫人の存在が完全に消し去られ、あたかも一人暮らしの独身のように描くなど、大きく脚色されてはいるが、「日高先生本人」のことは一切脚色せず、実際の言動を、これでも控えめに描いている、と東村は主張している。また単行本でも言及しているが、本人の言によると東村は記憶力が人一倍よく、出来事や人物を映像として明確に覚えている。


連載後半になってくると、内容故に執筆作業中にアシスタントが泣き出すことも多くなり、最終話に至っては作者本人も執筆作業中に泣き出すという有様だった模様。


2025年に実写映画化。主演の永野芽郁が東村を演じ、日高先生は大泉洋が演じる。


登場人物編集

本作の主人公。後の東村アキコ。

物心がつくころから少女漫画家を目指し、『りぼん』、『ぶ〜け』を読みふける。高校では美術部長で、日高に教えられ絵を描くことに努力するようになる。

自信過剰なお調子者であるが、自分の意見が言えず優柔不断な面もある。名前は本名の「森」をもじったもの。


日高絵画教室開設者で先生。スパルタ指導で高校生に美大受験指導をする。

一般の街の絵画教室も兼ねて老人子供も学ぶが同様の指導法。九州ではけっこう有名な画家だが、団体に入らない異端児。29歳から画家を志し有名画家の弟子になり学ぶが、年齢のため美大には入っていない。

明子のため、受験時には月5000円の月謝のまま、無償奉仕で日を増やし指導を行う。払えない家の子のため月謝は上げず貧乏で、そうでないように見えて「誰よりもお人好しの宮崎人気質」。 あらゆることに正面から向かう。

あくまで仮名であり、実際の名前は「健三」ではなく「兼三」。



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東村アキコ エッセイ

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