東京タラレバ娘
とうきょうたらればむすめ
講談社の漫画雑誌「Kiss」にて2014年5月号から2017年6月号に掛けて連載された。作者は東村アキコ。ただ作者の東村は同じ雑誌に「海月姫」を掲載していたため、どちらかを掲載する、という形を取っていた。その後両方とも毎号(毎月)掲載を経て2015年10月号からはこちらが毎号掲載に昇格・「海月姫」は隔月掲載というスタイルを取っている。
売れない脚本家・鎌田倫子、ネイルサロンのオーナーネイリスト・香、そして2人の行きつけの居酒屋の娘・小雪、3人のしがない生活を描く。
なお東村がこの作品を描くことになったきっかけは、結婚出来ないまま年輪を重ねていった友人達の「1人で(あるいは親と)東京オリンピックを見るなんて嫌だ」と言う嘆きであったりする。
「Kiss」2019年6月号からは、登場人物や設定を変えた「東京タラレバ娘 シーズン2」が連載されている。
テレビドラマ化
2017年1月18日から3月22日にかけての水曜22時-23時において、日本テレビ系列局ほかにてテレビドラマが放送された。
出演は吉高由里子、榮倉奈々、大島優子、加藤諒、西脇綾香(Perfume)ほか。ちなみに加藤と西脇は倫子にしか見えない妖精のタラ(鱈の白子がモチーフ)とレバ(焼いたレバーがモチーフ)の声をあてている。
また、東村曰く「私の好きな好きな吉高さん主演で『東京タラレバ娘』がドラマ化された事に驚いています。だから水曜夜10時の女子会は禁止!!」。
2020年10月にスペシャルドラマ「東京タラレバ娘2020」として復活した。なお、この構想は、東村曰く「ドラマを放送していた時点で約束していた」とのこと。それだけに「本当に実現して作者としてこれ以上の喜びはありません。ただオリンピックは延期になっちゃいましたが」(主旨)とのコメントを寄せている。
ちなみにこのスペシャルドラマは2020年7月に放送される予定であったが、ご多分に漏れずCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響をかぶり、放送時期が延期となっている。
なお、本作放送から2年後、同じ時間帯・同じ日本テレビ系列局ほかにて、本作の作者である東村アキコの作品である「偽装不倫」(文藝春秋)のドラマ版が放送されている。
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