概要
昔作ったからくり千両箱のからくり太郎が暴れて出て行ってしまった事がキッカケで人間不信になった天才発明家。からくり太郎の知人として訪ねてきた高野丸達に自身が作ったからくりを進呈する。人の顔を覚えるのが苦手。Ⅱ以降のGBシリーズには全て登場している。
ONIⅡでは
自宅をからくり屋敷に改造しており、屋敷に入ると彼の作ったからくりが襲ってくる。高野丸達から昔出て行ったからくり太郎の近況を教えて貰い、太郎が寂しくないようにとからくり花子を太郎の元へ連れて行くように依頼した。その御礼として船小筒をくれる。また後に船小筒を改良して大陸にも渡れる様にしてくれる。最終的に浮遊の巻物を使い飛行の小筒を作ってくれる。
小室町が北の関所の道中にある為、心衛門と面識がある可能性が高い。
- 説明書
『人間嫌い発明家。自分で作ったからくり屋敷に住んでいる。むかしは優しい人物らしかったという噂だが……。』
- ゲームボーイ必勝スペシャル
『小室町に住む発明家。昔は優しい人物だったが、ある事件をきっかけい人間嫌いになってしまった。彼に会えれば、冒険に役立つ数々の発明品が手に入るぞ。』
ONIⅢでは
先生(ONI)の知り合いとして小室町に住むからくり職人として登場する。自分の身体をからくりと合体させる事に成功し”サイボォグ”としてⅡの世界からみて300年の間生きている。”物質転送機”を起動し常葉丸一行を大陸へと転送した。ただし不完全でな1回しか使えず、再度訪れ話かけるとまた大陸へと転送して貰えるが使うたびに壊れてしまうので先生(ONI)より「使い捨てしちゃぁどうです?」と助言をうけた。
小室町ではⅡで登場した弥衛門が作ったからくり太郎を飼うのが流行していたり、からくり太郎の事を指す台詞が聞ける。
ONIⅣでは
小室町にて爆発騒ぎをおこした為、えと城城下町へと引越してきた。屋敷は地下室もあり、かなり広い。今回は屋敷に入ってもからくりに襲われる事はない。心衛門の息子・九兵衛(ONI)には唯一心を開いており、九兵衛に飛行船の模型を進呈している。天才の割に人の顔を覚えるのは苦手らしく15年ぶりに再会した秘女乃が誰か分らなかった。音鬼丸より尼寺の事件の話を聞き、中に乗って操縦する事ができるからくり人形(ロボット)の”おまつさん”・”おたけさん”・”おうめさん”による侵入を提案し秘女乃に呆れられつつ採用された。尼寺の事件を解決した後は最近拾ったおかしな船を改造して飛行船を作ろうと検討しており、物語後半には天津羅星によりさらわれてしまったが飛行船は完成させており音鬼丸達が拝借していった。
心衛門といつ知り合ったのか等の描写はなく、Ⅱで心衛門と別れた後に弥衛門屋敷に行ったプレイヤーにも配慮されている。
- 公式ガイドブック
『出番はそれほど多くないのだが、シリーズ全4作に登場しているキャラクターはこいつだけ。今回は、どんな発明品が飛び出すのやら…。』
ONIⅤでは
300年前では桶山城下町に移り住んでおり、なぜ引越をしたのは不明。屋敷は鬼女くれはが待機しており、訪ねてきた琥金丸一行と一戦を交え常葉丸に重症を負わせた。弥衛門本人はその天才ぷりが目を付けられた為、えと城にて監禁され300年後の世界(琥金丸達の世界)へ渡るべく“虚船”(タイムマシン)を作らされていた。酒呑童子を倒した後は製作していた虚船を琥金丸達に進呈したが飛び乗ってしまった御琴を天地丸が迎えにいく為に再び製作する事となった。
琥金丸達の時代では本州から見池村に引越してきており、300年生きていた事に対して琥金丸一行に驚かれた。Ⅲでも仕様した物質転送機を使い琥金丸一行を九州から頭巾山付近へとワープさせた。
琥金丸達の事を頭の片隅で覚えていたらしく「見た事がある顔だな?それもすごーく昔に・・・・」と言ってくれる。再度話かけると再度ワープさせてくれる。
- ゲームボーイONIⅤ 隠忍を継ぐ者
『Ⅱ、Ⅳに登場した天才発明家で今回も登場。しかし、相変わらず出番は少ない。今回も超重要な発明品を通ってくれるし、その上なんと…。』
- ONIⅤ 隠忍を継ぐ者 必勝攻略法
『300年前のえと城を代表する発明家。彼のおかげで琥金丸たちは現代へ帰ってこれる。』