概要
ONIⅢの主人公。16歳の時、祖父の死を切っ掛けに家に封じられた呪われた骨董品が眠る結界を破った事で因果な運命が始まった。
ろくでなしの叔父には迷惑をかけられながらもそれなりに親戚付き合いをしており、その性で妖怪退治をする破目になったものの持ち前の正義感と責任感の強さで成し遂げる。
Ⅲより8年後のⅤではすっかり頼もしい青年に成長し、元仲間である静那とは恋人となった。静那を訪ねた際に知り合ったまだまだ未熟な琥金丸や西洋からやってきたばかりで勝手の分らないリカルド(ONI)を物語中盤まで支えた。
ONIⅢでは
己の好奇心と叔父の口車にのり倉を開けてしまった事で呪われた骨董品を世に解き放ってしまった。責任を感じ、倉童子と共に呪われた骨董品を集める旅にでる事になった。
明るく前向きで正義感はあるがさばけた性格であり、骨董品を外に持ち出したのは叔父なのに倉の封印を解いた責任を感じて最後まで見届けた辺り責任感の強さも持っている事や作中の台詞などで目上の人物に対して一定の敬意を払える事が分る。
持ち前のさばけた性格で若毘古となり人々を苦しめた責任を感じていた清志郎を許し、事の発端である叔父に対しては旅の途中だった事もあり腹を立てながらも文句をいう程度にとどめた。エンディングで鬼雷石以外の骨董品は再び封印した。
常葉丸以外の最終メンバーは骨董品に気に入られている為、その力で変身する事ができるが常葉丸だけは鬼神の血が流れている為に先祖から受け継がれている鬼雷石をもつ事で羅紅童子に変身できる。
また血筋故か最強装備である丹塗りの鉤爪より高い攻撃力を誇る日光剣を装備する事ができる。
プロフィール
身長 | 約五尺五寸(165cm) |
---|---|
体重 | 約十四貫四斤(55kg) |
年齢 | 16歳 |
性別 | 男性 |
出身 | 遠夜村 |
流派 | 我流地張流忍術 |
- 説明書
『幼い頃に両親を失くして、骨董品屋を営む祖父に祖父に育てられた元気な少年。開かずの倉で倉童子と出会う事で、妖怪退治の旅に出る破目になるが、それが因果な運命の始まりとは露知らず・・・。不思議な力を内に秘めた物語の主人公だ。』
- 公式ガイドブック
『幼い頃に両親を失くし、骨董品屋を営む祖父に祖父に育てられた。倉童子と出会う事により、妖怪退治の旅に出ることになる「ONIⅢ」の主人公だ。鬼神、羅紅童子へと変身する力を持つ。鬼雷石の力を継承するに値する。伝説の勇者なのだ。』
- 大百科
『長い間、眠りに続けていた鬼雷石。石の秘められたその力を、呼び覚ましたひとりの少年がいた。少年の名は常葉丸。世を再び、暗黒の世界にいたらしめようとしている邪心、黒の女神を倒す力をもった彼こそ、鬼神・魔封童子の真の継承者なのだ。』
※説明書、ガイドブック共に「亡くし」ではなく「失くし」と表記されている。
ONIⅤでは
ONIⅢで仲間だった静那とは恋人同士で彼女を訪ねて鹿護村の道場へやってきた所、琥金丸と遭遇しすれ違った瞬間にお互いに電撃が走り鬼神の血が流れている事を感じ取った。
琥金丸達と仲間になった後は突っ走る琥金丸を見守りながらも相談相手になり、いい兄貴分として活躍する。
琥金丸とリカルド(ONI)と一緒に300年前の世界に飛ばされ、高野丸夫婦や音鬼丸と御琴に助けられながらも帰る方法を探した。桶山城にて鬼女くれはの毒気にやられ倒れるが砦角の助けと天地丸の秘伝酒により一命を取り留める。その直後、天地丸の提案で琥金丸の力を解放するのに協力を申し出る。
酒呑童子を倒した後はからくり弥衛門が作った虚船にのり元の世界に戻るがその時の衝撃により傷口が開き、小仲村の琥金丸の家にてエンディングまで静養する事になった。
エンディングにて虚船の構造を調べていた所からからくりに対してそれなりに心得がある事がわかる。
叔父のさぶとは店番を頼める程度には親交があり、Ⅲの時より関係が改善している事が分る。また静那との仲は良好であるが琥金丸に「今のままじゃあ 静那先生と結婚しても頭が上がらないぜ」と言われ「それは俺が弱いからじゃない 静那が強すぎるからさ」と返した所、静那に怒られたので既に尻に敷かれている事がわかる。
プロフィール
身長 | 179cm |
---|---|
体重 | 65kg |
年齢 | 24歳 |
性別 | 男性 |
出身 | 遠夜村 |
性格 | さばけているが、頼れる |
流派 | 地張流忍術 |
好きなモノ | 静那 |
嫌いなモノ | 静那の料理 |
特技 | カギ爪/必勝攻略方:手甲 |
使える術 | 忍術 |
苦手 | 静那 |
属性 | 土 |
- 説明書
『「Ⅲ」の主人公。静那の道場で琥金丸と出会い、同じ血を引く仲間だと直感する。活発で性格はやや軽め。ONI「羅紅童子」に変身できる。』
- ゲームボーイONIⅤ 隠忍を継ぐ物
『ONIⅢの主人公。当時より8歳年を取り、少年の面影はなくなり青年になっている。静那の道場で琥金丸と出会い、同じ血を引く仲間だと直感する。性格は活発でやや軽目。前半で仲間になり、琥金丸のよき相談相手となり活躍。中盤までパーティに参加。』
- ONIⅤ 隠忍を継ぐ者 必勝攻略法
『静那の道場で琥金丸と出会い、彼を同じ血を引く仲間だと直感する。』