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作品情報編集

作者火曜
フォーマットストーリー漫画
ジャンル仕事コメディ
出版社芳文社
連載誌まんがタイムきららフォワード
連載開始2016年7月
連載終了2023年5月
単行本既刊完結10巻(2022年7月12日発売)
連載状況連載終了

概要編集

まんがタイムきららフォワードで連載中の「火曜」による漫画。ひょんなことから居酒屋さんのバイトとなった主人公の奮闘と、ともに働くバイト仲間たちを(時にシリアスを交えながら)、あたたかく、ほっこりしたタッチで描く。話数カウントは「注文(オーダー)○」(○にはアラビア数字)。

なお、3巻 注文20には、作者の前作である「彼氏ってどこに行ったら買えますの!?」の登場人物がゲスト出演している。


あらすじ編集

なつかしい夢を見た。

笑顔で接客するおばあちゃん、お客さんの笑顔や笑い声に包まれる店内、そしておばあちゃんのお手伝いをする幼き日の私…

それは、かつて私のおばあちゃんがやっていた居酒屋さんの、懐かしい想い出…

主人公、宮原もみじは高校1年生。高校入学と同時に、親元から離れ、一人暮らしをしている。しかし、高校生活にはなかなか慣れず、まだ戸惑いをなくせずにいた。

そんなある日、学校帰りにいつものように夕飯を買いに行こうとしたが、バスの定期券をなくしていることに気付く。途方に暮れ、とぼとぼ歩いていると、居酒屋さん、旬菜酒場 こはる屋の看板が目についた。

もみじはそれを憧憬の目で見ていると、突然、店員の山吹ちゆりが飛び出してきて、店内に引っ張り込まれ、手違いでバイトに駆り出される。

戸惑うもみじだったが、料理などをそつなくこなした。営業終了後、店長の南部皐月は、本来のバイトがドタキャンしたため、見込みがあると見たもみじを、手違いと知りながら手伝ってもらったことを明かす。それを知ったちゆりは困惑するが、もみじはこのまま「こはる屋」で働くことを決意する。

そうして、酔っぱらいだが仕入れの腕は立つ如月真澄、引っ込み思案であがり症の、クラスメート、藍川凪を加え、「こはる屋」の明るく、時にシリアスもありながらも、それを皆で乗り越える、そんなほっこりした日常系ハートフルストーリー。


登場人物編集

※学生は7巻掲載分から1学年進級

こはる屋編集

ちょっといっぱい!のもみじちゃん

本作の主人公。ちゆりの勘違いで「こはる屋」の店員に。


困るなっちゃん

もう1人の主人公。引っ込み思案な性格。


皐月店長

こはる屋の店長。悩みがあれば、何でも相談に乗ってくれる、いわゆる頼れる姐御肌


ちゆりん!

もみじと凪の先輩。2人が入る1年前に入ってきた。


ますみん

こはる屋の店員で、創業者のひとり。常に酒を欲する。だが、仕入れの腕はピカイチ。


星野エリカ 接客中

新たに入ってきた新入りバイト。見た目はギャルだが、実は"オタク"。


雷神亭編集

花園ももか!

こはる屋の近くにできたライバルチェーン店「雷神亭」の社員。


  • 五本木稔(ごほんぎ・みのる)

五本木さん

「雷神亭」のエリアマネージャー。皐月のかつての上司。


従業員の家族など編集


もみじの親族編集

もみじのお母さん

もみじの母。男一人と女二人の3人兄弟の長女、8巻時点では回想と写真のみでの登場。


瑞樹(ちゃん)

もみじの叔母(母の妹)。スタイルはいいが、性格はだらしない。


  • 高坂フジ(こうさか・ふじ)

フジさん

故人。瑞樹の母(もみじの母方の祖母)。祖母の店で手伝った想い出が、もみじの原点となっている。また、失敗しても優しく接するなど、かつて「すずめ亭」で働いていた皐月の経営姿勢にも影響を与えている部分がある。一方で、メニュー作りには常識に囚われない一面も。


  • 高坂幹二(こうさか・かんじ)

高坂幹二

故人。瑞樹の父(もみじの母方の祖父)。「すずめ亭」の大将。ぶっきらぼうで、あまり感情が出ず、寡黙な性格。ただ、素直になれない一面もあり、そうした性格もその延長線とも捉えることも出来る。


凪の親族編集

  • 藍川穂波(あいかわ・ほなみ)

穂波さん

凪と同居している。性格は娘とは逆で、かなり明るく、ポジティブ。親バカ気味。離婚した元夫との仲は良好。


  • 館林草司(たてばやし・そうじ)

藍川のお父さん

凪の父。今は再婚して、別に所帯を持っている。親バカ気味。元妻とは離婚しているが、連絡を取るなど、仲は良好。


  • 館林あかね(たてばやし・あかね)

あかねさん

草司の再婚相手、草司と共にサプライズをしたり明るい性格、穂波とはお互いかしこまった姿勢を取るが仲は悪くは無いようだ。

作中用語編集

こはる屋

こはる屋は今日もちょっといっぱい!

もみじや凪らがバイトをしている居酒屋。店長は南部皐月。皐月や真澄、その他1名により創業。お客さんは少なく、客層は年配の団体客が多い。


雷神亭

3巻 注文19で、こはる屋の近くにできたライバルチェーン店。「俵屋グループ」という企業が経営している。


すずめ亭

pixiv百科用 すずめ亭

もみじの母方の祖父母が、切り盛りしていた居酒屋さん。現在は閉店している(切り盛りしていた祖父母が亡くなったためと思われる)。


関連イラスト編集

みんなでメイド服‼︎2人で鍋料理中

センシティブな作品


関連タグ編集

まんがタイムきららフォワード 居酒屋


外部リンク編集

原作ホームページ(芳文社公式サイト内)

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