作中での関わり
両名とも武闘派極道組織「獅子王組」の主戦力であり、1歳差で兄貴分と舎弟の関係である。また、互いに若手のエースと呼ばれているため、阿蒜からは「ライバル同士」と言われている。
任侠に溢れた性格でありながら、組が貧乏になることは結果的に任侠の損失に繋がると考えて黒澤派に入り、半グレと手を組もうとまでしていた来栖を井上は拳を乗せてまで止めた。
その後、戦争が終わり、旧派閥の壁を壊そうと井上が急遽企画した「にらめっこ勝負」では、両者共にらしくない変顔を疲労していた(勝ったのは井上だった)。
また、二人共「公式からイケメン認定されている」「未来の若手エースと呼ばれている」など、共通点も多い。
普段は飄々として本質が掴めない来栖だが、父親の財力不足で母親に逃げられた過去を井上に煽られた際には不快感を示している。
一時は派閥が分かれて敵同士であったものの、にらめっこ勝負の際には揃って満面の笑みで爆笑したり、肩を組んでいたりと、本来は仲良しなのかもしれない。
余談
上記のように、一緒に笑うシーンや肩を組むシーンから組内でも二人の仲の良さは特別だと思われる。