概要
元プロ野球選手で、阪神タイガース・オリックスバファローズで監督を務めた、岡田彰布氏のセリフ全般を表す表現。主に「なんJ」界隈で用いられる。
「どん語」の名称の由来は彼の愛称である「どんでん」にちなむもの。また、「そらそうよ」は彼を代表するセリフの1つになっている。
岡田氏は主語や述語の省略癖があり、実母からも「あの子は言葉の真ん中を抜かして話すことが多い」と指摘されたほどである。
そこら辺を脳内で適切に補完しなければならないため、その癖を知らなければ何を言っているのかわからなくなり、非常に難解になってしまう。かつては赤星憲広選手が「翻訳」していたり、YouTubeチャンネルに出演した際は省かれた言葉がテロップで補足されたりする。また、デイリースポーツの記者も現役時代からつきあいがあるため、正確に「翻訳」される。
主などん語の一例
そらそうよ
基本中の基本。「そら(ああいう物事があったから)そう(いう結果になったのも当然)よ」というように当てはめて使うことも。
「アレ」を追加した「そらもうアレよ」という派生語もある。
そう(トレードに)なれば、そう(出血覚悟に)なるやろ
上の「そらそうよ」の類義語。
おお、もう…
チーム状況がボロボロな時に使う。
おかしなことやっとる
元々は「サイン盗み」を指してた模様。現在では「すごい成績・活躍」をした選手を賞賛するときに使うことが多い。
(アカン)
元々「〇〇せな。(アカン)」という、「サンケイスポーツ記者による補足」だったが、単体で使われることが多い。何か重大な事が起きてしまったときに使う。
コレは教育やろなあ / やってしまいましたなあ / これは大変なことやと思うよ
何かをやらかした人物に対しての警告・牽制として使われる。
リンちゃん、何を力んどるんや(その目は優しかった)
「リンちゃん」とは元阪神の外野手、林威助(リン・ウェイツウ)のこと。
勿論「(その目は~)」の部分も記者による補足である。優しく労う、落ち着かせるときに使う。
おーん
まるで「動物の鳴き声なのか」と思われてしまうほど、高頻度で出てくる彼の口癖。
納得の「おーん」、肯定の「おーん」、余韻の「おぉーん」など、その表現は様々。