概要
『はなちゃんのみそ汁』とは、安武家による実話及びエッセイである。
乳がんを患う千恵(1975年1月28日 - 2008年7月11日、33歳没)の闘病とその最中に出産した娘のはな(2003年2月20日 - )、夫の信吾(1963年9月11日 - )の生活を綴ったブログ『早寝早起き玄米生活(ハンドルネーム:六本松さくら)』をエッセイとして書籍化。
千恵の死後、西日本新聞社の記者であった夫・安武信吾への取材に基づき、2009年に朝日新聞に紹介記事が掲載され、その反響を受け文藝春秋より2012年に出版された。千恵の死後も母に教わったみそ汁を作り続ける娘・はなのエピソードを含む。
2022年2月、その後の10年を描いた『はなちゃんのみそ汁 青春篇』が発売された。はなは2021年3月に中村学園女子高等学校を卒業し、4月に中村学園大学栄養科学部フード・マネジメント学科に入学した。
2014年に24時間テレビ内でスペシャルドラマ化、2015年に映画化された。