「ワシの名前はまぎらワシ」
「特技は物事をあいまいにしたりしなかったり……」
「ワシはワシじゃよ!」
概要じゃ
CV:西村知道
2017年から登場した日本広告審査機構(JARO)のCMキャラ。
「ウソ・大げさ・まぎらわしい」のうち「まぎらわしい(誤解を招く表現)」を担当し、「ウソ」は真っ黒ウサギのウソぴょん(CV:小田久史)、「大げさ」はタイの「コダイ」(CV:前野智昭)が担当。
「ワシ(鷲)」だけに老人口調が特徴で、一人称も「ワシ」。
※ジャロ公式サイトでは「~ワシ」と子供向けのキャラクター的な口調になっている
首から上が白くて胴体が茶色いので、デザインのモチーフはハクトウワシと思われる。
なおCM第1弾では着ぐるみであることが強調されており、ロングバージョンの後半パート「もう一丁」では背中のチャックをこちらに見せている。中の人は口ひげのおじさん。
第2段では作風が変わったのでぬいぐるみっぽくなり、中の人などいないとばかりにウソぴょんやコダイと仲良く暮らしている。
ちなみに他二人が「月でウサギは餅じゃなくてウソをついているのさ!」「海老で鯛を釣るって言うだろ?鯛なら地球とそこにいる全ての生き物が釣れちゃうのさ!」とジョークを飛ばす脇で、コイツは「鷲と鷹は同じ鳥で、大きさの違いで分けられているんじゃ」と豆知識を披露している。ただコイツ自身も「ワシにも見分けがつかん。世の中、曖昧なくらいが丁度いいんじゃ…」と語っており、白黒ハッキリ分けるのは好きではないようだ(まあ白黒ハッキリさせたがる様ではコイツのアイデンティティが無くなるか)。
なお鷲と鷹同様に明確な区別の存在しない生物は入鹿とクジラ(3m以下なら入鹿)、鮭と鱒が挙げられる(一応、英語圏では海に下るのがサーモン、淡水に留まるのがトラウトとされているが、これも生物学的な区別は難しいので曖昧になっている)。
余談
元々「まぎらわしい」では曖昧だということで「誤解を招く表現」と訂正されていたのだが、コイツの登場で「まぎらわしい」に戻っている。CMで「曖昧なくらいが丁度いい」というコイツにノーを突きつけているのにこの言葉通りになっている……それでいいのかジャロ。