概要
ノリがよく親しみやすくて誰からも打ち解けられる和泉愛依と、人に好かれるように振る舞うのが上手く計算高い黛冬優子。
18歳と19歳。高校生と専門学校生。埼玉県と茨城県。ギャルと清楚系。そんな本来なら交わるはずもなかった二人はひょんなことから三人組ユニット「Straylight」のメンバーとして出会い、そして互いの個性や人格を知り認め合ううち、いつしか気の置けない友人のように惹かれ合っていく。
愛依は極度のあがり症でステージ上では固くなってしまうことからミステリアスなキャラ作りをしている一方で、冬優子は負けん気が強く計算高い本性を隠してステージ上では愛され系アイドルを演じている。そんなお互いの本来の姿を知る二人はある種の共犯関係であり、同時に強いところも弱いところも見せ合える唯一の間柄であるのだ。
公式プロフィールの比較
名前 | 和泉 愛依 | 黛 冬優子 |
---|---|---|
年齢 | 18歳 | 19歳 |
身長 | 162cm | 163cm |
体重 | 51kg | 55kg |
出身 | 埼玉県 | 茨城県 |
バスト | 90 | 78 |
ウェスト | 58 | 59 |
ヒップ | 88 | 81 |
誕生日 | 8月2日 | 12月4日 |
星座 | 獅子座 | 射手座 |
血液型 | O型 | A型 |
スタイルがいいのは愛依だが、身長は年上の冬優子の方が高い。
ゲーム内立ち絵にもこれは反映されており、並んでいる場面では若干冬優子の方が高く設定されている。
ゲーム内での絡み
【283プロのヒナ】和泉 愛依 サポートイベント「マジリスペクト」
この頃はまだ猫をかぶっていた冬優子だが、愛依はすぐに彼女が見えないところでしている努力に気づいてそれを「マジリスペクトだわ」と称賛しつつ、「超かわいいし」「アイドル向いてるってカンジするわ!」と本人を前に無邪気に褒め称える。一方で「才能あるカンジ、マジうらやま~」という的外れな言葉には一瞬本性を見せかける冬優子だが、この時はまだ言葉を飲み込み愛依のもとを離れるのだった。
【283プロのヒナ】黛 冬優子 サポートイベント「猫かぶりとハンドケア」
共通の趣味であるネイルの話で盛り上がる中、愛依は「うちみたいにしてみる?」「メイクも合わせようよ」「髪もとかも弄らせてよ」と一方的に盛り上がる。そんな彼女を見て呆れる冬優子だが、裏のなさそうなあっけらかんとした態度には好感を持ち、自ら歩み寄る気配を感じさせた。
イベント「Straylight.run()」
第2話 ENTER MEI!
ユニットの顔合わせとなったこの日、自分に対する第一声が「お人形さんみたいじゃん! ちょー可愛いっ!!」であった愛依に怯みつつも「健康的で素敵だと思うな」と無難に返す冬優子。しかし『ふゆ』と呼んでほしいという自己紹介を口にする前に「冬優子ちゃんか! ヨロシクヨロシク~」と畳み掛けられ、その勢いに負けてしまうなど冬優子にとっては先行きの怪しい初対面となった。
第3話SING IT!!
ライヴの日程の告知が間違っていたというアクシデントに対応すべく、真っ先に自ら客引きを提案する愛依に同調する冬優子。アイドルらしい見事な振る舞いで客引きをこなす彼女を素直に称賛する愛依だが、冬優子は「ふたりのステージをちゃんと見てほしいって思った」「この見た目だし、ひとりで声かけててもきっと誰も話聞いてくれなかった」と話す愛依の裏表のなさと頭の柔らかさに感心する。
第4話 INVISIBLE
ユニットのセンターが最年少の芹沢あさひに決まり、密かにセンターを狙っていた冬優子は自分の思いを隠しながらユニットのために「これからは、ストレイライトのセンターとして、愛依ちゃんとふゆを引っ張ってってくれなくちゃ!」と背中を押す。そんな彼女の言動とアイドル観に違和感を覚え「たまに楽しくなさそうに見えるっす」と漏らすあさひだが、愛依はすぐに「それ、多分冬優子ちゃんに言ったらアウトなやつ」と釘を刺す。一見わかりにくい冬優子の哲学と葛藤を、出会って間もないこの時点で既にそれとなく察して尊重しようとする愛依の姿があった。
第5話 FALSE
海でのアイドル対抗イベントに向けた作戦会議で再びアイドル観の違いから衝突しかける冬優子とあさひ。しかしそんな二人の間に割って入った愛依はどちらも否定することなく尊重し、冗談めかして自分を下げて話しながらその場をうまく取り持つ。
第6話 LIBERTY
ついに始まったアイドル対抗イベント。しかしその実態は八百長であり、予め勝ち上がる者が決まっている実態のない採点勝負だった。不当な点数をつけられながらも健気に謝る愛依と、反抗的と取られかねないようなパフォーマンスで会場の反感を買うあさひ。そんな二人とあからさまな八百長に業を煮やした冬優子はついに隠すことなく本性をさらけ出し、アイドルとしての矜持を見せつける。
エンディング WE WILL
イベントでの敗退と本音のぶつかり合いを経てそれぞれを理解し、ユニットとしての結束が深まるストレイライト。そんな中で本性を隠すことをやめた冬優子に対して、愛依は「結構変わってるって、冬優子ちゃん。うち的にはちょー好きってカンジだけど!」と言って彼女の地雷でもある本性をあっさりと肯定してみせる。愛称の「ふゆ」で呼んでほしいという願いこそ聞き流されたものの、二人の間には確かに友情と信頼が芽生え始めていた。
【なるんじゃん?】和泉 愛依 サポートイベント
「ロッキュー!」
ステージの上では緊張していつもの自分ではなくなってしまう、ということをライヴのリハ直前に告白する愛依。そんな彼女の豹変っぷりに動揺しつつも、冬優子は損得の計算抜きでサポートをしてあげようとする。
「シー」
海でのイベント(『Straylight.run()』)の帰り道。愛依は「今日の冬優子ちゃんのこと、うち忘れないよ」「かっこよかった」と冬優子を素直に称賛し、彼女がどうしてアイドルを目指したのかを尋ねるが、冬優子は「別に大した理由は」と言葉を濁す。なおも食い下がる愛依に対し、冬優子は「アイドルの女の子たちが出てくるアニメ」がきっかけかもしれないと漏らす。その言葉を忘れなかった愛依は、こっそりとプロデューサーにスマホでアニメを見る方法を聞き出すのだった。
【スパイシーベリィデコレイト】黛 冬優子 サポートイベント
「アイドル私服☆大解剖スペシャル」
私服コーデ紹介の仕事に備えて服を持ってくる愛依とあさひだが、二人の私服は企画の趣旨とはやや異なるものだった。冬優子はクールでミステリアスなキャラで売っている愛依がギャルな私服によってファンに失望されるのを心配し、自ら買い物に付き合い私服を選んであげることを宣言する。「今まで、ショッピング誘っても全然乗ってくれなかったのに~」と愛依に驚かれながらも、冬優子は自分の使命に燃えるのだった。
「お連れ様から目を離さないように」
仕事のための買い物が無事終わり、愛依はそのお返しとして冬優子が息抜きに自分の買い物をする時間をさり気なく与える。しかし気を利かせて預かっていたショッパーの中に冬優子のスマホが入っていたせいで、待ち合わせ場所を離れた愛依は冬優子に大いに心配をかけてしまう。
「ストレイライト♡おふしょっと」
上記のトラブルの埋め合わせとして冬優子は愛依を「着せかえ人形」にすることを宣言。自らの趣味を全開にしたメイクとコーデを愛依に施し、その出来栄えを堪能する。賑やかに騒ぎながらも撮った渾身の一枚に、冬優子は内心満足を覚えるのだった。
※これは愛依が冬優子との初対面での第一声が「お人形さんみたい」だったことと、[283プロのヒナ]サポートイベントで愛依が「うちみたいにしてみる?」「メイクも合わせようよ」「髪もとかも弄らせてよ」と言ったことへの意趣返しになっている
【ノー墨・勝者フェイス】黛冬優子サポートイベント「塗られないために」
新春番組の仕事で行う羽つきに向けて密かに特訓をしようとする冬優子。しかしいくつもの偶然が重なった結果、その場に現れるはずのない愛依と運悪く遭遇してしまい、特訓計画は失敗してしまう。
【和泉流・書道心得】和泉 愛依 サポートイベント想い、筆に込めて」
アイドル書道大会で優勝した愛依の書き初めを目にし、彼女の特技が書道であることを知って素直に称賛する冬優子。幼い頃書道を教えてくれたという「近所のばーちゃん」に今でも時々書を見せに行く、という彼女の言葉に、「いいとこあるじゃない」と漏らす冬優子だった。
イベント「WorldEnd:BreakDown」
オープニング New Target
ストレイライトのライヴレポを読み、冬優子とあさひが褒められていることを自分のことのように喜ぶ愛依。そんな彼女は二人に対してやや正当な評価を集めていないものの、本人はまるで気にしていないということに冬優子は思うところがあることを見せる。
第2話 Break
出演するイベントの人気投票企画を使って、ストレイライトの三人で真剣勝負をすることが決まった数日後。冬優子はプロデューサーにどうして愛依がユニットのメンバーとして選ばれたのかをたずねる。明らかに自分と衝突し高め合うために選ばれたであろうあさひと違い、愛依にはそういった化学反応を起こすような尖ったところはない。むしろ彼女は冬優子が一度だけ口にしたアニメのことを覚えていて(【なるんじゃん?】和泉 愛依 サポートイベント)、律儀にそのアニメを履修して「冬優子ちゃんが好きなものなんでしょ? それなら、絶対に面白いに決まってるって思ってたから!」と言うほどお人好しなのだった。冬優子はそんな愛依の懐の深さと優しさが自分にもたらした影響を思い、一人密かに微笑む。
第3話 Appeal
人気投票も中盤戦。思うようにSNSを使ったアピールができていない愛依に対し、冬優子はお手本として動画での宣伝のやりかたを見せる。「ちょー可愛かったよ、冬優子ちゃん!」と他人事のようにはしゃぐ愛依へ、冬優子は「あんたは自分のこと考えなさいよ」と指摘しアピール方法を手取り足取り教えていく。
第5話 Loser?
「冬優子ちゃんに、真っ向からぶつかって、勝てるようになりたい」「ライバルだもんね」とプロデューサー話し、人気投票の結果発表とライヴに備える愛依。そんな中、締切目前の集計結果がストレイライトの元へ届くものの、ユニット部門での一位獲得は絶望的だった。
第6話 Center
投票締め切り当日。最後の追い上げにレッスン中の冬優子の姿をSNSに投稿しようとする愛依を見て、冬優子は頑張っている姿を言い訳に使いたくないと漏らす。しかし愛依は「冬優子ちゃんがどれだけ頑張ってるか、うち、みんなに知ってほしい!」と言ってそのまま写真を投稿し、「冬優子ちゃんは頑張り屋さん」「可愛い姿の裏には努力がいっぱい」「プロだって思う」と添えることで彼女への理解とリスペクトをしっかりと示すのだった。さらに第三話で撮った冬優子の動画をアップして「この冬優子ちゃん、最高に可愛いからな~ きっとみんな惚れちゃうし、票もどんどん入るっしょ!」と話す愛依。彼女のスマホには冬優子の写真や動画がたくさんあるらしいことが明らかになる。しかしそんな愛依の勝ちを譲るような姿勢とお人好しさに業を煮やした冬優子は彼女におもむろに抱きつき、その写真をプロデューサーに撮らせるという行動に出る。「あんたが真ん中の写真撮って、アップする。そうじゃなきゃ許さないんだから」「だってあんたは――……」
エンディング Rival
イベント終了後。惜しくもユニット部門では二位に破れたストレイライトだが、個人部門の結果を知りたいと言う愛依を冬優子は遮る。締め切り直前に自分の写真ではなく冬優子の写真や動画をアップするような愛依に勝っても嬉しくない、と冬優子は言った。「ふゆ、あんたのことも嫌いだから」「だって、あんたもライバルだもの。ライバルに好きって言ってやるほど優しくないから」「まあ、ユニットの時以外は……どうか、わかんないけど」と素直じゃない言葉で敬意と親愛を示す冬優子に対し、愛依は「うちらはライバルで、ユニットで」「そんで、友達、だかんね!」と言って笑うのだった。
【@ストーリィズ】黛 冬優子 サポートイベント「@和泉愛依」
SNSに「冬優子ちゃんは今日も可愛い」と投稿する愛依。そんな彼女はいつも自分以外の写真を撮ってばかりで、ひとりでの自撮りをアップしたことはない。その理由を聞かれて「冬優子ちゃんみたいに完璧美少女だったら、もうバシバシやっちゃうかもだけどさ~」と漏らす愛依に対し、冬優子は愛依のスマホで渾身の自撮りを撮って見せることで「あんたも、ふゆたちに負けないよう全力で撮りなさい」と煽り、愛依の不安を対抗心でかき消して見せた。
後日、冬優子が愛依の自撮りにつけたコメント : 『かっこいい! もっといっぱい撮ってほしいな!』
【うち来る~!?】和泉 愛依 サポートイベント
「いつ空いてる~?」
桜の開花のニュースを見て、花見に行こうとする愛依。しかし冬優子は人が多いところは避けたい、アイドルとして注目を浴びたくない、という理由で参加を拒否してしまう。すると愛依はその代わりに窓から桜が見える自分の実家でお花見をしよう、そこなら人混みもないし周りの目も気にしなくていいから、と言って冬優子を強引に誘う。
「なんにもないけどね~!」
愛依の実家へ向かう道中の電車の中。冬優子は彼女が遠方から都内へ通っていることに改めて気づき、理解を示す。なぜなら冬優子もまた、他県から東京へ通っているという共通点を持っているからだった。二人とも何もない田舎に住んでいる者同士として、二人は軽口を交わし微笑み合う。
「よかった~!」
ついに愛依の実家へ到着した冬優子とあさひ。冬優子が手土産に持ってきたのは、花見の話題になった時に愛依が食べたいと漏らしていた桜餅だった。「そうだっけ!? さっすが冬優子ちゃん……!」と冬優子が自分の言葉を覚えていたことに感動する愛依に対し、冬優子は「あんたがわかりやすいってだけでしょ」とクールに返すのだった。
【+『α』】和泉 愛依 サポートイベント「もっと美味しくなるっしょ♪」
雑誌の仕事でオーダーされた「いつもと一緒」という言葉に引っかかりを感じ、次の日までに新しいアイデアを考えることにした愛依。ひとり自宅で悩んでいる彼女にタイミングよく「ちゃんと休憩は入れなさいよ」とメッセージを送る冬優子だが、そのアドバイスが愛依のインスピレーションを刺激するきっかけになった。
【花火の夜に……】芹沢 あさひ サポートイベント「???」
ひょんなことから大量の花火を消費することになった和泉家。家に誘われた冬優子は一度は断るものの、愛依の妹が自分のファンだと聞かされて快諾。さらに愛依の妹の前でイメージを崩さないよう、あさひに「ふゆに変なこと言わせないで」「あんたは余計なこと言わせないで」と協力を持ちかけるのだった。
公式Web4コマでの絡み
142話「今じゃない」
文化祭のお化け屋敷に冬優子と共に入る愛依。どうして自分を誘ったのかと冬優子にたずねられると、「うち冬優子ちゃんのことちょー頼りにしてんだよねー」と答える。なお怖いものは苦手らしく、終始冬優子に抱きついていた。
201話「心変わり」
衣装の買い物に二人で出かけていた愛依と冬優子があさひと偶然遭遇するという内容。【スパイシーベリィデコレイト】の時点では「今まで、ショッピング誘っても全然乗ってくれなかったのに~」と愛依に言われていた冬優子だが、どうやらいつの間にか二人で買い物に行くようになっていたことが判明する。