概要
学校の七不思議、序列八位の物語に登場する存在。
放課後のトイレでめそめそとすすり泣いている妖怪であり、不用意に近づいた人間を引きずり込んで喰らうとされている。
元々は森谷毬枝がいじめや虐待の後に泣いていた声を生徒の誰かが妖怪として広めたもの。
その為めそめそさんの怪談は、作中で語られている七不思議の中で唯一、登場する妖怪が実在しない物語となっている。
七不思議の妖怪達『学校妖怪七席』もめそめそさんの正体には興味を示しており、『素質ある人間を妖怪に迎え八番目の席を与える』という趣旨の決定を下したらしい。
作中では踊る彼岸花がめそめそさんのモデルを探し求め、森谷毬枝にたどりつくのだが……。