ジャンル:シューティングゲーム(縦スクロール)
対応機種:Microsft Windows 98 , Me ,2000 ,XP
ストーリー
(要約/実際の内容とは解釈が異なる可能性があります)
ある時突如、世界各地の空に「巨大な質量と火力を持つ兵器らしき物」が出現する。
「レガシー」と呼ばれるそれは、自発的な破壊活動は行わなかったが、自らの影響範囲に進入する者を破壊した。
人はそれらを恐れ、レガシーの破壊を試みる。
実際、特に巨大な個体(GREAT ONE)を破壊する事も不可能ではなかった。
しかし、時が経つにつれ、破壊したはずの固体が同じ場所に現れるという事態が起こる。
在るとき、破壊した“GREAT ONE”を回収することに成功した人は、その研究を行う。
その結果、構造は人類が呼ぶ機械に近いものであり、その中枢にヒトの組織が組み込まれていることが判明する。
人はレガシーの正体を捉えるため、その組織の再生を試みる。
再生に成功した素体は「蒼穹」と名付けられ、試験的に人間のそれと同じ教育が施された。
それは、“GREAT ONE”に対して十分な破壊力のある能力を持ち、更に高い自己再生能力を持っていた。
蒼穹は対レガシー用に訓練・調整され、一度目の出撃を行う。
その結果、二日で確認されていた“GREAT ONE”の全てを破壊してしまう。それ以来、蒼穹は来る日も来る日もレガシーを屠り続ていく。
その後、新たなる素体「電璃」が作られた。蒼穹と比較して再生能力に欠如した失敗作であったが、それでも彼女らは勝ち続けた。
三番目の素体「真祐」が目を覚ましたとき、二人は空から姿を消した。
人々は何があったのかを理解するものは居なかったが、「かつて我等を守護していた者はもう居ないのだ」ということだけは理解することができた。
そして、「真祐」と四番目の素体「余空」は、嘗て「蒼穹」が駆け抜けた空へと向かい飛び立つ。
ゲームの特徴
(代表的なシステムのみ紹介)
・全体的に難易度が高いが、パターン要素が強く、逆にランダム要素は少ない。
最初から全てのステージを単独で遊べることもあり、安定したクリアはパターン化が必須。
・シールドゲージ+残機制が採用されている。敵側にシールドを貫通する即死攻撃が存在したり、自機側にシールドを消費する強化攻撃が存在する。
・パワーアップは存在しない。武装は一体の自機に対して3~6種類存在しており、ボタンの組み合わせで武装の使い分け(切り替え)ができる。
・一部の自機のみ、残機を無制限にするモードが存在する。この場合、残機数が表示されるスペースには撃墜された回数が表示される。
・かなり複雑なスコアシステム。
主要登場人物
真祐(まひろ)/MAHILO
自機の一人。三体目の素体。
余空(よぞら)/YOXOLA
自機の一人。四体目の素体。
蒼穹(あおぞら)/AO-XOLA
一体目の素体。
電璃(でんり)/DENLI
二体目の素体。
備考
・登場するキャラクター名の読みの多くは、自然現象や気象に関係する単語から取られている。
・同作者の作品HellSinker.において、共通した設定が見られる。ただし、共通した世界であるかどうかは明確にされていない。