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概要編集

荒木飛呂彦による漫画作品『ゴージャス★アイリン』の主人公。


暗殺者の家系であるラポーナ家の末裔の少女。16歳。

第2話冒頭によると、人種は「イタリアン系(シシリアン)白人」、身長は「5フィート7インチ(約170.18cm。戦いのメイクによる変身後の身長と思われる)」。

普段は人を疑うことを知らない純粋でおとなしい乙女だが、その性格は「暗示にかかりやすい」という特性の裏返し。例として、眼の下に泥がはねて涙のような跡がつくと、途端に号泣してしまう。

ここから、化粧をすることによって自身に「暗示」をかけ、その人格から身体まで自在に変化することができる。

劇中で、ローパーの館に潜入した際は身も心も老婆になりきり、用心深いローパーを欺いた。ローパー本人だけでなく、ローパーの部下の女性ギャングたちも、接している間は完全に老婆の皮膚と顔として見ており、見破る事は出来なかった。

その他にも、スラム街に逃れ潜伏した際には、なりきる事で人種も変化。プエルトリカンの少女となって行方をくらましている。

これもまた、いかがわしい映画出演や麻薬を売りつけるスカウトマンにも、見破れなかった。

ただし、人間の持つ共通点(心に残る、その人らしさ)に関しては、なんとなくレベルだが感知されている。

Irene Rapona  / アイリン・ラポーナ

殺しを行うときは「戦いのメイク」を施し、精神の作用により彼女の肉体をも美しくかつ強靭に変化させる(第2話では「殺しのメイクアップ」)。

つけ爪を飛び道具として使う他、催眠術を得意とし、ダンスと香水の香りによって敵に暗示をかけて自滅させる『死の舞踏(ダンス・マカブル)』が最大の武器(下記参照)。

殺し屋としての報酬は「友情」であり、自らの孤独を晴らしてくれる者に対してのみ、その代償として仕事を行う。

決め台詞は、「わたし 残酷ですわよ


劇中の解説によると、先祖はイタリア・シシリーにて、殺人教育を代々受け継ぐ家系らしい。

今世紀初めにこの家系の血族の男が、アメリカにわたり一大犯罪組織を設立。その男の孫娘がアイリンである。幼くして両親を失った後、アイリンは自身の血統の特性を知り、己の「悪の力」を「善」に向けようと、「美しき死神」になった、との事。

劇中でも「悪の力をもって正義を行います!」と言い放っている。


死の舞踏(ダンス・マカブル)編集

アイリンの用いる、最大の武器。


強力な「催眠術」で、自身が放つ香水のかおり、周囲の空気の動き、光、(ダンスによる)一定のリズム、音、眼の動き、手の動き、足の動き、ひとつひとつ決まった順序を組み合わせた動作などを用い、目標となる人物の心へ『暗示信号』を送る。


そうすることで相手の精神はアイリンの奴隷と化し、岩と化す。そして精神が岩となれば肉体も岩となる。


平たく言えば、暗示によりアイリンの命令にしか従えなくなってしまう。

アイリンが動くなと命じたら、相手はなぜか「体を『動かしたくない』」と思ってしまい、従うしかできなくなる。そしてそのまま、アイリンの命令を受けて自滅するような形でその命を絶ってしまう(凶器を手にしたまま、「それで自分を切りたい」と思い、実行してしまう、といったように)。


これは簡易的な行動でも可能らしく、口紅を持ち手で振った動作のみでも、術をかけられる。また、自分や仲間にかける事で、危険な場所を「無意識に避ける」という事も行える。


2話でマイケルにナイフを向けられた時も、ナイフの刃を指二本でつまんだだけで動かせなくしていた。これも「死の舞踏」の能力の一部と思われる。


なお、自身の肉体に対しての影響も凄まじく、ナイフで刺されても(変身とともに)治癒、人喰い蟻が皮膚に食い込んでも、筋肉の痙攣の動きで蟻を弾き出すといった能力を披露している。



ちなみに、エスペラントというバンドに「死の舞踏」(原題はDance Macabre)というアルバムがある。


関連タグ編集

荒木飛呂彦 ゴージャス★アイリン


アイリン…同荒木飛呂彦作『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクター

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